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神楽と神無は最期が悲劇的なんだよな・・・だがそれがいい

連載もアニメもとっくに終わった今になって突然神楽の記事が出来ていて驚いたわ。
犬夜叉の中でも人気あったキャラだし私も好きだけど、神楽って一部のファンから
狂信的に好かれてる印象がある。やっぱりそう言う人達は殺生丸とくっついて
ラブラブになって欲しかったのかな？私は原作の神楽→殺生丸への本人も気付いてない
仄かな片思いな距離感が一番好きだし、自由を手に入れる為ガムシャラに頑張る神楽が好きだった。
こんなに頑張ってるのに、こんなに美人なのにと思わず肩入れしてしまう報われなさや
薄幸さも神楽の魅力の一つだと思ってる。

今の時代だったら絶対ほっとかれてないくらい､エロい目にあったり酷い目にあったり､へタレから無自覚恋する乙女までこなす敵のお姉さんキャラとか当時小学生だった俺が性癖歪んでしまうのもやむなしだわ

>>3
この二人はくっ付かなかったし､もし神楽が生きてても殺生丸は神楽を女として見てなかったと思う。だからこそ最高にいい…と思ってる。

最期のシーンはこの漫画の中でもトップクラスに好きなシーンだわ。同時にトップクラスに悲しいシーンでもある…
思えば勝手に生まされて散々利用させられた挙句ポイ捨てなんだから奈落の分身体は哀れな存在だよ…

あと、殺生丸からそういう気持ちが無かったのに、それでも最期を看取りに来て、天生牙で救おうとして、
その死を悲しんだからこそ強く印象に残った。自身が特別に大切に思う人を救うのはりんでやったことだし
それ以外の人物に対してもああいう気持ちが持てるようになったことが殺生丸の成長でもあったわけだ

新装のワイド版１９巻に神楽の解説と作者コメントが載ってるよ
最期の名場面は作者が盛大に送ってあげたくて何ヶ月も前から考えて計画していたみたいだね。敵同士の犬夜叉一行と休戦協力状態に持って行って引き止めさせたり、利用相手だった殺生丸に恋心を持たせて最期看取って貰うのも全て利用されて殺される神楽に救いを与える為の展開だったみたい。確かにこれらが無いと神楽って本当悲惨なキャラで終ってしまうし、作者はそれは忍びなかったみたいだね。

そして神楽の死を看取った殺生丸に敗者になった者の生き方を尊重する、他人への同情を覚えるって心の成長に話の辻褄を合わせていって人気キャラに押し上げた手腕はすごいと思ったよ。

>>3
なんだただの俺か

>>5
泣いた
留美子先生…ありがとう