あいの風ライナー 単語

アイノカゼライナー

1.0千文字の記事

あいの風ライナーとは、あいの風とやま鉄道IRいしかわ鉄道が運行するホームライナー列車である。

概要

特徴

平日限定であいの風とやま鉄道線IRいしかわ鉄道線を直通して運行される有料列車で、金沢駅泊駅間まで運行される。利用するにはライナーの停(金沢駅は除く)または両社が定する販売窓口で販売されているライナー券が必要となる。1枚につき300円かかるので、実質きっぷ料金+300円上乗せする料金となる。なお、内でも購入可なので、利用する際は内巡回しているさんを訪ねてみよう。

全席定席ではあるが、立って利用することも可である。また、車内販売ライナー券を購入した時は定席は補助席扱いとなる。

運行本数は下り(泊方面)が3本、上り(金沢方面)が2本で運行される。また運行時間帯はラッシュ時で乗降人数が多い方と夕方の時間帯に絞られている。

使用車両

JR西日本から譲受した521系が使用される。なお、IRいしかわ鉄道所属の521系は使用されず、全てあいの風とやま鉄道所属の521系が使用される。運行両数は基本2両編成である。2016年3月ダイヤ改正までは、2号のみ4両編成で運行されていた。

停車駅

金沢駅石動駅高岡駅小杉駅富山駅滑川駅魚津駅黒部駅 ー 入善泊駅

これはかつて北陸本線時代に運行されていた優等列車の停をほぼ踏襲している。

誤乗車問題

あいの風とやま鉄道IRいしかわ鉄道設立当初から運行されているあいの風ライナーであったが、運行継続するにつれ、有料とは知らずに誤乗する乗客が非常に多いという問題に直面した。

これは、「①北陸本線と同じ521系車両を使用しているから」、「②新設だったため、あいの風ライナーの存在があまり知られていなかったから」、「③列車の優等幕が「快速」だったために、「快速無料」のイメージが乗客には強かったから(実際、JR西日本快速新快速無料である)」などの理由が挙げられる。

この問題に対して両社は、優等幕を「ライナー」の表示に変更、アナウンス時刻表で"ライナー券"が別途必要であることを乗客に分かりやすくするなど、2016年3月までに改良策を施した。

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