石川県 | |
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面積 | 4,185.55Km2 |
県庁所在地 | 金沢市 |
県の花 | クロユリ |
県の木 | アテ |
県の鳥 | イヌワシ |
隣接都道府県 | 富山県 福井県 岐阜県 |
地方区分 | 中部地方 |
北陸地方 | |
北信越地方 |
石川県は、日本国の中部地方に属し、北陸地方に属する県の1つである。
本州のほぼ中央に位置し、日本海に面する。能登半島を能登地方、内陸部を加賀地方として大きく2つの地方からなる。
人口はおよそ117万人で、金沢市を県庁所在地とする。県内には輪島塗、九谷焼、加賀友禅など有名な伝統工芸が多数存在する。
地方で言えば中部ないし北陸、または北信越(北陸+信越の呼び名)、東西で言えば西日本、電気は60Hz、高速道路はNEXCO中日本、JRは西日本旅客鉄道である。
太平洋ベルトに属する大都市などのいずれにも接しておらず、地理的に孤立しているため、北陸地方の県は基本的にどれも各種産業が比較的バランスよく発達している。
しかし反面、石川県は伝統工芸を除きこれといった特色を持たないため、知名度の高い金沢市に対して石川県の印象が薄く、「金沢なら知っているけど」という人が大量に存在する原因となっている。
そのため、名古屋県などはネタとして見ている人が多いが、本気で金沢県だと思ってる人が多いとか。
ちなみにwikipediaで「金沢県」と検索すると「石川県」に転送される。
なお、愛知県も石川県も名前のルーツをたどれば、中心都市である名古屋や金沢がもともと「愛知郡」や「石川郡」という郡に所属していたことにちなんでいる。愛知郡・石川郡はその後、属する町村の市制施行や他市への吸収で規模を縮小しながら21世紀まで細々と生き延びた。が、石川郡に関しては最後まで残った野々市町が2011年に野々市市として市制施行したため、その1200年近い歴史に終止符を打っている(愛知郡の方は、2012年の長久手市発足により東郷町の1町のみが属する郡としてまだ存在している)。
一応、本当に「金沢県」が存在していた時期がある。
そして、両隣の県とくっついたり離れたりしながら現在の県域が確定した歴史がある。
→金沢市
石川の県庁所在地。最大の都市。
百万石の大大名前田利家(死後は、利常、利長と続く)のお膝元として発展した街で、兼六園や金沢城、東茶屋街などが今も現存しており、城下町としての風情と文化を色濃く残す。
数ある大名の中でも特に大勢の武士とお供を引き連れて利家が参勤交代をした絵図は、歴史の教科書に出てくるくらいあまりにも著名である。また、南西部の端っこには、「花咲くいろは」の聖地で一躍注目された湯涌温泉がある。
→白山市
平成の大合併で松任市と、(当時の)野々市町を除く石川郡の町村が合併して誕生した市。石川県で面積が一番大きい。市内に本社を置く大手スクリーンメーカー、EIZOがある。白山ろく地域には加賀国一宮で白山神社総本山の白山比咩神社、パラグライダースポットで知られる獅子吼高原、紅葉、花見スポットで知られる白山白川郷ホワイトロードがある。化石の産地で、発見された恐竜の一種には「白山の恐竜」を意味する「アルバロフォサウルス」の学名が付けられている。旧美川町と美川憲一を掛けた「美川 県一の町」の名物看板があった。美川憲一本人の許可も取っていたが老朽化のため2010年に撤去された。
→小松市
加賀地方で第2の都市で、平成の大合併以前からある市。
県内最大の利用者数を持つ小松空港があるほか、小松製作所の発祥の地でもある(現在は本社機能は東京に移っている)。
歌舞伎や能などが有名。その歌舞伎の舞台にもなった安宅の関、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅程内で訪れた那谷寺もある。5月中旬には「お旅まつり」でにぎわう。また、粟津温泉は、和倉や加賀温泉郷、川北、湯涌などと並べて石川を代表する温泉地。
→加賀市
有名な加賀温泉郷がある都市。江戸時代には大聖寺藩として栄えた。また同じくして江戸時代に松尾芭蕉が奥の細道で山中温泉を訪れている。ちなみに、加賀駅というのはなく、代わりにあるのは「加賀温泉駅」。柴山潟は、一部ラムサール条約登録湿地になっている。
→能美市
平成の大合併で、川北町以外の旧能美郡を中心に合併してできた都市。旧寺井町地区では、九谷焼が有名で石川県で使われているほとんどの陶器皿は九谷焼とも言われている。5月のゴールデンウィーク頃には、能美市街地の大通りの一角を封鎖して、「九谷茶碗まつり」という九谷焼の即売祭りが行われる。(九谷焼版コミケと思えば分かりやすい。)
また、旧辰口町地区では、近年金沢の卯辰山から移転してきたいしかわ動物園があり、その隣には辰口丘陵公園がある。北部には県内にある唯一の遊園地、手取フィッシュランドがある。
松井秀喜の出身地であり、松井秀喜ベースボールミュージアムがある。
→野々市市
金沢市に隣接する市。面積・人口共に小さいが、金沢市のベッドタウンとして非常に発展しており、商業施設が多く存在する。また、理工学・化学の名門、金沢工業大学があるため、学生の数が多い街でもある。
2012年には住みやすい街ランキング全国2位となった。やったね。
以前は石川郡野々市町であり、日本で2番目に人口の多い町であったが、2011年11月に市制へと移行し、現在の冗談みたいな名前へと変わった。ちなみに「ののいちし」と読む。
ちなみに、平成の大合併ではかなり荒れており、金沢市が野々市市と合併して政令指定都市を目指す動きがあった。促進委員会も作られたが、平行線に終わり断念となった。この時に、石川県出身で元首相のあの人は、「弱い町村長の気持ちが分かってない」と発言し、地元で物議を醸したことで知られている。
→かほく市
能登の玄関口、半島の付け根にある都市。市名は旧郡名のひらがな表記。平成の大合併で、高松町、宇ノ気町、七塚町が合併してできた市。石川県立看護大学がある。
市南端には、国道8号と国道159号のバイパス道路であるいわゆる津幡バイパスと、海沿いの「のと里山海道」が合流するジャンクションがある。それに隣接するように、北陸最大規模のショッピングセンター(イオン)があり、主に能登からの客でにぎわっている(このイオンの映画館が、県内の映画館としては最北端であるため、能登の人間が映画を見ようとすると必然ここに来ることになる)。
→川北町
手取川の北にあるから川北。昔から手取川がよく氾濫していたため典型的な島集落が形成されている。
8月頃には川北まつり北國大花火川北大会が開催され、手取川沿いにゾロゾロ路駐して鑑賞する見物客がいる。
→津幡町
富山方面、能登方面への玄関口にあたる町。国道8号(北陸の幹線道路)と国道159号(能登地方の幹線道路)がぶつかるほか、JR七尾線とJR北陸本線の合流地点にも当たる、交通の要衝。
大型のショッピングセンターやホームセンターが多くあるほか、火牛を用いた壮絶な源平戦が繰り広げられた倶利伽羅峠や、北陸随一の心霊スポットとして有名な牛首トンネルがある。
県民的には、「つ~、ばたばたばたばた~」という変な歌を用いたCMで有名なドコモショップ津幡店がある町として知られる。
→内灘町
金沢市から北へ向かうとある町。大部分が河北潟の干拓地。海に面している。金沢港がすぐ近くにある。
北陸鉄道浅野川線の終点駅、のと里山海道の始点だったりする。
日本史を習った人にとっては、いわゆる「内灘闘争」の舞台といえばわかるかもしれない。
海側には広い砂浜があり、県内最大の海水浴場となっていて、夏は観光客でにぎわう。
→七尾市
能登地方で第一の都市。歴史的には、実は金沢よりも先に発展した街。かつては畠山氏の城下町で、七尾城(現在は建造物は存在せず)は、上杉謙信にも散々手を焼かせた難攻不落の城として有名であった。
JR七尾線の終着地点で、のと鉄道の始発駅。県内最大の人気を持つ和倉温泉がある。湯涌温泉とはかなり離れているが、実はこちらも(和倉結名の名前にあるとおり)、「花咲くいろは」のモデルとなっている。
その他、能登島大橋からいける能登島には、県内唯一の水族館である「のとじま水族館」がある。全国的にはあまり有名ではないが、ジンベエザメを飼育していたり、イルカの人工尾ひれの装着やらで世界的な業績を持っていたりする。
国道160号からは富山県の氷見市方面へ行くことが可能。
→輪島市
奥能登の北部に面した都市。伝統工芸漆器・輪島塗と、朝市で知られる。ちなみに、石川の唯一の有人島である舳倉島は輪島市に属する。さらに、無人島の七ッ島も輪島市に属する。
袖ヶ浜海水浴場は、内灘の海水浴場と並んで県内でも最も人気のある海水浴場である。
→志賀町
北陸電力所管の志賀原子力発電所を抱える町。現在は、地下に活断層があるという報告が出たおかげで、この発電所については喧々囂々の騒ぎとなっている。
→羽咋市
「はくい」と読む。砂が引き締まっているおかげで一般自動車でも難なく砂浜を走ることが出来る、という一風変わった一般道路「なぎさドライブウェイ」があり、後述する宝達志水町まで続いている。「水曜どうでしょう」にも登場した。
「UFO目撃数一位の街」として町おこしを行っており、NASAの特別協力の下作られた宇宙博物館などがあったりする。この博物館「コスモアイル羽咋」には、ボイジャー探査船やマーキュリー宇宙船、アポロ月面着陸船などの実物大レプリカのほか、マーズローバーの試作機、ヴォストーク帰還用宇宙カプセルの実物が展示してあり、小規模ながらあなどれない展示内容となっている。
実際、UFOの目撃情報が少ないわけではないようだ。
→能登町
宇出津港を中心に漁業が盛ん。
恋人の聖地の一つ、恋路海岸のほか、非常に貴重な史料を日本の考古学に多くもたらした縄文時代の遺跡、真脇遺跡がある。
昔はのと鉄道能登線が走っていたが現在は廃線。一部跡地には「奥能登トロッコ鉄道」(通称:のトロ)という人力の観光トロッコ鉄道が開業している。
キリコ祭りの町としても有名。
平成の大合併で鳥屋町、鹿島町、鹿西町が合併して誕生した町。南部に石動山を擁する。
→珠洲市
能登半島の先端にある、本州で最も人口が少ない市。良質な珪藻土の産地で、それを原料とした七輪が作られている。
長崎のそれとは別の、見た目がまさに軍艦のような形をしている「軍艦島(正式名称:見附島)」があり、人気の観光地になっている。これもまた、珪藻土で出来た島である。
また、波による浸食の末に偶然にもゴジラそっくりに削れてしまった、「ゴジラ岩」というものもあり、一部の人に人気である。
合併時に町名を宝達町にするか志水町にするか決まらなかったため結局二つをつなげた町名になった。
→穴水町
のと鉄道の終着駅の穴水駅や能登空港がある。ちなみに空港敷地内で町内に入るのは滑走路だけで残りは輪島市に属する。漁業も盛んであり、冬になるとかきが水揚げされる。昔は、「ボラ待ちやぐら」という漁法が盛んであったが現在は衰退し、代わりに観光産業として残っている。
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公費解体の出費減らすために、申請されないように色々でっち上げ始めて笑うわこんなん。
公費解体、増え続ける申請 能登の被災家屋、活用模索 - 石川県
https://
> 被害を受けた家屋には古民家が多く、解体が進めば地域の景観や文化的価値が損なわれかねないとの懸念が広がる。
> 石川県は、修理して住み続けることや宿泊施設などへの活用を検討してもらおうと支援を始めた。
> 全壊や半壊と判定されても修理すれば住み続けられる家屋はあるという。
急上昇ワード改
最終更新:2025/02/15(土) 15:00
最終更新:2025/02/15(土) 15:00
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