ぼくたち地球人

ぼくたち地球人とは、アニメ『ドラえもん（テレビ朝日版1作目）』のエンディングテーマ。

概要

『ドラえもん』3代目のEDテーマ曲。作詞はみなもとたかし、作曲編曲は菊池俊輔が担当。歌唱はアニソン界の女王、堀江美都子（ミッチ）。
当時発売されたレコード及びカセットテープのB面は「浪曲ドラえもん（歌唱/大山のぶ代）」。

1984年の4月シーズンより使用を開始し、1988年の4月第1週まで使用された。
「ぼ～くたち～地球人～♬お～きな宇宙のち～さな星に～♬」等の極めて覚えやすいフレーズや、ミッチの数ある楽曲の中でも一際優しく美しいハーモニーである事から、大山版ドラえもんの楽曲を代表する名曲のひとつとして知られる。

1984年当時に、自然保護憲章制定10周年を記念して展開された「ぼくたち地球人・グリーンキャンペーン」の一環として制作された曲である。
この楽曲が制作された当時、藤子F作品では「さらばキー坊」や「ドンジャラ村のホイ」が掲載、「自然とドラえもん画コンクール」というイベントの開催、そして当時の映画ドラえもん『のび太の魔界大冒険』での特製缶バッジの配布、といった一連のキャンペーンを行っていた。当時話題を集めていた環境保護・エコロジーを目的としている。

ED映像としては、当初は手を繋いだ5人が地球の上を行進するだけの内容だったが、後に本格的なアニメーションが付くようになった。なお、このEDの使用期間中の1986年にキャラクターデザインが改定されている（特に顕著なのはしずかとジャイアン）が、その後も2年程旧作画のこのEDが使用され続けていた。
ED映像では22世紀の風景が草木と共存している様子が描かれており、遠い未来になっても環境を保全していこうという意図が見てとれる。また、歴代のOPEDでは珍しくしずか・スネ夫・ジャイアンの母親が登場しているのも特徴。

関連動画

関連項目

• ドラえもん
• アニメソング
• 堀江美都子
• ドラえもん音楽
• 藤子・F・不二雄
• エコロジー