アカトシュ (Alatosh)とは、ゲーム『The Elder Scrolls』に登場する存在である。
いわゆる神や天使、精霊などに相当する存在"エイドラ"の一種である。
エイドラについてはこちらを参照。 → エイドラ
シロディール帝国の「九大神」(もしくは八大神)の主神的役割として扱われている神。時を司ると云われ、「時の竜神」などの別名もある。帝国ではアカトシュの加護を受けて建国された経緯から、紋章にドラゴンを使用している。
タムリエル各地にある彫像はドラゴンの姿や人体に双頭(人間とドラゴンの二つの頭)を持つ姿など、様々な姿がある。
エルフ側においてはアヌの魂「アーリエル」(オーリ=エル、アヌイ・エルなどとも)」、カジートには巨大な猫「アルコシュ」として知られる。ノルドでは北方の龍「イスミール」、あるいは邪竜アルドゥインと同一視する説がある。
オブリビオンとムンダスとの間に障壁をはってデイドラの干渉からムンダスを守ったり、代々のシロディール帝国皇帝に加護を与えたり、オブリビオン動乱ではメエルーンズ・デイゴンをオブリビオンへ送り返すなど、基本的に帝国やムンダスの守護神であり良き神として扱われる。
ただしハイロックで発生した事件に直接介入して強引に解決したり(西の歪み)、古代エルフのアイレイドを滅ぼすため人間に加護を与えたりするなど(聖アレッシアの反乱)、必ずしも善神というわけではない。また、破壊者であるドラゴンを生み出しながらもそれを滅ぼせる対抗措置として、ドラゴンの力を持つ定命の者「ドラゴンボーン」を生み出したりと、謎と矛盾をはらんだ存在でもある。
第二紀においては、シロディールにいた当時の皇帝によってドラゴンファイアの儀式が行われたが、儀式を実施した皇帝がドラゴンボーンではなかったため、虫の王マニマルコの企みにより契約が破られて障壁が失われ、モラグ・バルによるタムリエル侵略が始まったとされる。
第三紀において、ダガーフォールにおいての出来事に介入したとされている(ドラゴンの突破、西の歪み)。これにより様々な結末が同時に発生し、全てが正史になるという状況が発生したとか。
第三紀の末期には、当代の皇帝であったユリエル・セプティム7世がデイドラを信奉する教団によって皇子ともども暗殺され、オブリビオンの障壁が失われ、メエルーンズ・デイゴンを中心としたデイドラたちの大規模な侵略が引き起こされた。 しかし、「クヴァッチの英雄」の名で知られるようになる囚人と最後のセプティム一族であるマーティン・セプティムにより、召喚されてメエルーンズ・デイゴンとの一騎打ちの末に勝利、再びオブリビオンの侵略を防ぐ障壁が張り直されたとされている ( オブリビオン動乱)。 [1]
第四紀においては、タムリエルの北部地域であるスカイリムに、ドラゴンボーンを誕生させたと伝わっている。
掲示板
2 ななしのよっしん
2023/01/31(火) 21:16:07 ID: +G9dZ0htX9
アーリエルとは絶対に別神格だと思うんだよなぁ…
重なってる要素探す方が難しいし、祠から得られる加護も別物だし
第一帝国の八大神成立期に政治的な事情から意図的にチャンポンしたんじゃねぇのという疑いが抜けない
3 ななしのよっしん
2023/03/13(月) 09:21:20 ID: TVcH3N1iL7
仮にアーリエルとアカトシュが同一神格なら、少なくともショールとは不倶戴天の敵のはずだな
しかし、スカイリムでのアカトシュの代理人(ドヴァキン)への支援ぶりからして
少なくともショールはアカトシュとそれほど仲が悪いようには思えないんだよね
『モノミス』の「シェザールの歌」にある
アカトシュとシェザールは定命の者の守護に協力する、という神話の方が近そう
4 ななしのよっしん
2024/01/07(日) 21:59:09 ID: +G9dZ0htX9
TES2におけるドラゴンブレイクで、自分が主神の祭式を過去改変でねじ込んだとかネタ半分でいじられる事もあるけど
第一紀の1008年間の分岐に絡めて考えてみても面白いかも
その時の損傷で存在自体薄まってたのが西の歪みの修繕で過去に渡って復元されたとか、
いっそTES1~2自体が近すぎて統合し損ねた紙一重の分岐だったとか
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最終更新:2024/06/06(木) 20:00
最終更新:2024/06/06(木) 20:00
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