クラッシュ・バンディクー がっちゃんこワールド

クラッシュ・バンディクー がっちゃんこワールドとは、PS2、ゲームキューブ、PSPで発売された「クラッシュ・バンディクー」シリーズ12作目である。海外ではXbox版も発売。発売日は2005年12月1日。PS2版とPSP版には連動要素がある。また、マルチプレイモードはPS2版は最大２人、GC版は最大４人、PSP版は最大8人に対応している。

開発は今作が「クラッシュ・バンディクー」の初めての開発となるラディカル・エンターテインメント。発売はこれまで同様にビベンディユニバーサルゲームズである。

概要

アクションとレースとミニゲームがひとつになった（がっちゃんこした）ゲーム。これらのどれをとってもボリュームは十分にあり、遊びごたえ抜群である。アクションパートでは「ボンクラッチモーターワールド」を自由に歩き、各アトラクション（レース）やミニゲームを進めながらストーリーを進めることになる。今作にはコスチューム機能があり、アクションパートではクラッシュを、レースパートではすべてのキャラクターのコスチュームを変更して遊ぶことが出来る。コスチュームの中には「クラッシュ・バンディクー５」に登場したエビルクラッシュそっくりのものもある。

レースモードはこれまでの「クラッシュ・バンディクー」のレースゲームとはかなり違っている。他のプレイヤーとがっちゃんこ（合体）することによって、２人でひとつのカートを操縦し、これにより運転と武器による攻撃ができるようになる。また、ゲージが溜まればブーストもできる。以上のことから「近年珍しいマリオカートのシステムではないレースゲーム」と呼ばれることもある。

余談だが、シリーズにおいてアクアクが登場しないのはこの作品だけである。（コース上にアクアクのカタチをしたオブジェは登場する）

ローカライズ

今作はSCE以降の「クラッシュ・バンディクー」としては珍しく大きなローカライズが行われている。

主人公クラッシュのモデルは日本版のみ作りなおされている。これはロード画面でもわかる。また、一部のやられざまシアターも日本版だけ演出が異なるものがある。さらにステージにちらっと見える文字まで翻訳されているなど細部までこだわったローカライズが行われている。

関連動画

関連項目

• クラッシュ・バンディクー