スカイレールみどり坂線(ーざかせん)とは、スカイレールサービス株式会社が運営する新交通システムである。全線が広島県広島市安芸区にある。
正式路線名は「スカイレールサービス広島短距離交通瀬野線」。
一般的には「スカイレールサービス」や「スカイレール」と呼ばれる。
沿線の住宅街「スカイレールタウンみどり坂」を開発した、住宅メーカー・デベロッパー大手である積水ハウスの関連会社であり、同社テレビCMにおいてグループ会社としてクレジットされるCMのバージョンも存在する(2013年放送分)。
まず、スカイレールとはロープウェイとモノレールを足して2で割ったような乗り物である。
270‰(=約15度)の急勾配を登ることができる(みどり坂線の最大勾配は263‰)。
風にも強いので、都心部にも用いることができるのである。
1993年8月28日開業。
この路線は瀬野町に建設された団地「スカイレールタウンみどり坂」への交通手段として建設された。
システムとしては75秒間隔で運行することも可能。
2010年までは団地に住む小学生が、麓にある小学校に通うために「小学生専用車両」があった。この専用便には小学生しか乗車できず、逆に専用便が運行されている時間帯は一般便には小学生は乗車できなかった。
現在は団地内に小学校が開校しているため、この措置は無くなっている。
運賃は片道大人150円、小人80円。定期券には日本初の非接触型ICカードが使用されている。
最終便の運行終了後には、瀬野駅からジャンボタクシーが6便(22時25分~24時30分)運行される。
運賃は大人300円、小人160円であるが、定期券所持者は半額となる。
2024年4月末をもって採算性の都合により営業を終了予定。スカイレールが独自システムだったことや、みどり坂以外に展開出来なかったことが廃止へと繋がることになった。なんだかんだで2025年5月1日正午に運転を終了し、その後ゴンドラが搬出される事になった。
みどり口駅は、JR山陽本線・瀬野駅に乗り換え可能(駅施設直結)。
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最終更新:2025/12/16(火) 07:00
最終更新:2025/12/16(火) 07:00
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