スピンギア・ボルテクス 単語

ボルテクス

2.0千文字の記事

ヨーヨーヨーヨーの機種一覧

ヨーヨージョーカー > ヨーヨージョーカー・ボルテクス

スピンギア > スピンギア・ボルテクス

ボルテクス(Vortex)とは、ヨーヨージョーカーならびにスピンギアが販売するヨーヨーの名である。

概要

2013年発売。
ヨーヨージョーカーが販売していた一のルーピングモデル。

改造や調整をせずとも、すぐ使えるルーピングヨーヨー」をコンセプトとして設計されている。

2000年代ルーピングヨーヨーは「ヨメガ・レイダー」が席巻していたが、これは改造が必須だった。
他社のヨーヨー改造調整ができるものが大多数で、初心者にはそれすら敷居が高かった。
開けてすぐ使いやすい、というルーピングモデルはなかなかなかったのである。

そこで、ルーピングプレイヤーからの聞き取りにより、元から最も使いやすいセッティングのヨーヨー制作した。
調整はできないが、初心者に最もお勧めできる状態で出荷されており、その状態が長期間持続する。

ヨーヨージョーカーの休眠により長らく絶版となっていたが、現在スピンギアライセンスを引き継いで販売している。

2013年版

初代「ボルテクス」。

ボディは初期費用削減のため、「コーヨー・プロフェッショナルヨーヨー」を流用している。
しかし、ジュラルミンスペーサーにより、最も変形しやすい軸周りの強度が確保されている。
そのため、駄菓子屋で売っているヨーヨーベースとは思えないほどの剛性を誇る。

「コーヨー・プロフェッショナルヨーヨー」は、極めて安価ながら使いやすいヨーヨーとして以前から評価されており、本機の登場により、ツボを押さえてコストをかければ競技使用にも耐えうる設計になっていたことを改めて明した。

2015年版

新規金による「ボルテクス」。

通常のプラスチックヨーヨーは、金インジェクション(プラスチックを流し込む場所)が外周部にあり、そこにバリの跡がどうしてもできる。本機は、これを軸のすぐ横、スペーサーで隠れる部分に持ってきたことで、バリのない設計が可となった。
また、サイドキャップの組み付けが悪いという欠点も解消された。

さらに、コントロールエッジがより立つようになったため、初心者でも安定してループが可である。
初心者のみならず、大会でも使用実績がある。

本機と「ヨーヨージョーカースティンガー」は、ヨーヨージョーカー事実上の休眠となってもしばらくの間出荷が継続されていた。

2020年6月COVID-19に伴うスピンギアAKIBA店の休業で、同店の賃を確保するキャンペーンオンラインスピンギアで行われた。
YJKR代表の島田大輔はこのキャンペーンを受け、ボルテクスの残りの在庫を放出した。この際、ユーザーキャップとボディの色を選んで注文でき、到着後に自分で組み立てるようになっている。

なお、「ボルテクス(2015)」と「スティンガー」のキャップは裏返しただけであり、互換性がある。

2023年版

スピンギアヨーヨージョーカーからの許諾を得て再販したボルテクス。2023年1月にプレリリース版が発売され、同年2月からスピンギアブランドで販売されることになった。

ボディ・キャップ共に新規製造だが、金2015年版のものを使用している。キャップロゴは従来のものを踏襲しているが、ブランド表記が「SPINGEAR」になっている。

スピンギアは既に「スピンギア・スターバースト」を販売しているが、コントロールエッジがしっかり立っていて、かつ調整不要の機種が市場からなくなっていたことで本機に一定の需要があり、金が使用可な状態で保存されていたこともあっての再販である。

関連機種

関連動画

関連項目

この記事を編集する

掲示板

掲示板に書き込みがありません。

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/09(火) 01:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/09(火) 00:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP