スルメ曲認定厨とは、「スルメ曲」という言葉を悪意の有無にかかわらず不適切に使用し、美しい旋律で聴いた当初から印象に残る音楽に対し「スルメ曲」のレッテルを貼る人物である。
スルメ曲とは肯定的な捉え方をされることがあるものの、「最初に聴いた時には印象に残らない」という前提があって初めて用いる言葉であるので、最初に聴いた時からもともとその音楽が好きな人間からすると自分の好きな音楽が印象に残らないと罵られているような気分になって不快な思いをする一面があり、肯定的な思いを表現する言葉としては賛否の分かれる言葉である。
また、音楽の制作者個人などを快く思っていない人物が意図的に自分が気に入らない人物が書いた楽曲の感想に「スルメ曲」という言葉を使うことによって、「インパクトのない面白みのない曲」という主張を婉曲的に表現し、その音楽や音楽の制作者に憎悪の感情をぶつけている一方、その意図を隠蔽することができるため、特定の音楽家のアンチにとって都合のいい言葉であるという一面がある。
反対に、特定の音楽家の熱心なファンが、自分の心に響かない新曲に対し、「これはスルメ曲なので今は心に響かなくても仕方がない」とフォローを入れるために意図的に「スルメ曲」という言葉を用いて自分の本当の気持ちを隠すこともできるため、特定の音楽家の熱心なファンにとっても都合のいい言葉になっている。しかし、果たしてそんなことでファンとしていいのだろうか、当初の音楽に心を熱くした自分はどこに行ったのだろうかという問いも湧いてくる。
無邪気に褒め言葉として「スルメ曲」という言葉を使っているリスナーもいると考えられるが、慎重な使用を心掛けてもいい言葉であるかもしれない。
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最終更新:2024/04/18(木) 08:00
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