ヨルシカとは、コンポーザーのn-bunaとボーカルのsuisによる2人組のバンドである。
ボカロP出身でギターと作曲・作詞担当のn-buna(ナブナ)が、ボーカルに女性シンガーのsuis(スイ)を迎えて2017年に結成した。バンド名は最初のアルバム『夏草が邪魔をする』に収録の「雲と幽霊」の歌詞”夜しかもう眠れずに”から取られている。
代表曲は『言って。』『ただ君に晴れ』『だから僕は音楽を辞めた』『花に亡霊』『春泥棒』など。
アルバム単位で1つの物語が展開される「コンセプトアルバム」の作り手であり、各楽曲は基本的にアルバム内の世界観に基づいて制作されている。他コンテンツへの書き下ろし時も、「タイアップ先に寄せることはせず、ヨルシカの作品として自由に作らせてもらう」旨を公言している。
「先入観を持たずに音楽を聞いてほしい」という思いから、メンバーの詳細なプロフィールは明かされていない。初期の頃はライブでのみ顔出しを行っていたが、現在は他の顔出しNGのアーティストと同様、ライブや音楽フェスにおいてもスモークや照明により顔が見えにくくされている。
楽曲『ただ君に晴れ』はストリーミング再生数が1億回を突破した。2020年以降はアニメ・ドラマ・映画の主題歌やCMソングへ楽曲が起用されるなど、活動の幅をさらに広げている。またn-buna・suis両名とも、ナレーターとしてテレビ番組等への出演も果たしている。
ボカロPとして活動していたn-bunaが2016年にワンマンライブ『n-buna 1st LIVE「月を歩いている」』を開催。この時、ボーカルとして迎えたのがsuisであった。
2017年4月に「ヨルシカ」の活動を開始。
2017年6月に全7曲収録の1stミニアルバム『夏草が邪魔をする』を発売。翌月に新宿BLAZEで発売記念ライブを開催。
2018年5月に全9曲収録の2ndミニアルバム『負け犬にアンコールはいらない』を発売。
2019年4月にインストを含む全14曲収録の1stフルアルバム『だから僕は音楽を辞めた。』を発売。
2019年8月28日に全14曲収録の2ndフルアルバム『エルマ』を発売。
2019年10月より、上記2作のアルバムを題材にしたワンマンライブ『ヨルシカ Live Tour 2019「月光」』を開催。
2020年4月22日に長編アニメーション『泣きたい私は猫をかぶる』の主題歌となる『花に亡霊』をリリース。
2020年7月29日に全14曲収録の3rdフルアルバム『盗作』を発売。
2021年1月に初のオンラインライブ『前世』を開催(同年5月26日に映像作品として発売)。同月27日に1st EP『創作』を発売。
2021年8月より、アルバム『盗作』とEP『創作』を題材にしたワンマンライブ『ヨルシカ LIVE TOUR 2021「盗作」』を開催。
2022年3月より、2019年に開催したライブ『月光』のリバイバル公演となる『ヨルシカ LIVE TOUR 2022「月光 再演」』を開催。同年6月29日に映像作品として発売。
2023年1月より、『ヨルシカ LIVE 2023 「前世」』を開催。同月12日にTVアニメ『大雪海のカイナ』のOPテーマ『テレパス』をリリース。
2023年4月5日に全25曲収録の音楽画集『幻燈』を発売。同月15日より、本作を題材としたワンマンライブ『ヨルシカ LIVE TOUR 2023 「月と猫のダンス」』を開催。
2023年5月8日にTVアニメ『僕の心のヤバイやつ』のOPテーマ『斜陽』をリリース。
2023年12月27日に『FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2023』、同月29日に『COUNTDOWN JAPAN 23/24』へ出演。ヨルシカとしては初の音楽フェス参加となった。
2024年1月5日にTVアニメ『葬送のフリーレン』第2クールのOPテーマ『晴る』をリリース。
2024年4月6~7日に、前年のライブ『月と猫のダンス』を再構築した追加公演『ヨルシカ LIVE 2024「月と猫のダンス」』を開催。
n-bunaはボーカルのsuisや周囲のスタッフの意向を取り入れることでより幅広い可能性を獲得したが、1stアルバム『夏草が邪魔をする』のリリース後に曲が作れないスランプに陥った。本人インタビューによると『人間の表現を突き詰めるバンドとしてヨルシカの活動をするようになり、それはボカロとは対極のものだから、揺れ動くものがいろいろあったから』ではないかと語っている。
『だから僕は音楽を辞めた』と『エルマ』、『盗作』と『創作』はそれぞれ共通の世界観で作られている。
※ニコニコ動画での公式による投稿はアルバム『エルマ』以前のもので途絶えており、アルバム『盗作』以降の楽曲・トレーラーの投稿はない。
掲示板
16 ななしのよっしん
2024/01/07(日) 19:59:01 ID: 54Kz3AqIuG
葬送のフリーレンのOPになった晴るが好きすぎてずっとリピートしてる
17 ななしのよっしん
2024/01/10(水) 18:04:38 ID: WV74XIMshH
>>16
「晴る」はヨルシカの曲の中で最も前向きな歌詞だと思う
タイトルの「晴る」のドイツ語訳がヒンメルで
勇者ヒンメルが前向きな奴だからだろうけど
18 ななしのよっしん
2024/03/02(土) 10:26:52 ID: I44n7ETdj8
最近はタイアップが増えた影響もあってかとっつきやすい曲が増えたように思う
自分みたいな頭の回らない人間はアルバム1枚を通して少女エルマの旅路を描きます、とか崇高なことをされると一生理解出来ないまま終わっものでして
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最終更新:2024/11/24(日) 04:00
最終更新:2024/11/24(日) 03:00
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