タロットマスター

タロットマスターとは、

曖昧さ回避

• アルゼ(現:ユニバーサルエンターテインメント)グループのひとつである『株式会社メーシー販売』(現:株式会社メーシー)が開発・発売した4号機のパチスロ機。2000年デビュー。当記事ではこれについて執筆する。
• 岩村俊哉著作の漫画作品。上記のパチスロ機とは全くの無関係。

デザイン

言うまでもなく、タロットカードをモチーフにしている。

システム

純粋にボーナスだけで出玉を増やす機種。A-600タイプの大量獲得機である。
筐体上部には4thリール(鉢巻リール)が搭載されており、音・リールフラッシュと共に演出を行っている。

BIG中に500枚以上を獲得した状態で3回目のJACインに成功すると3回目のJAC中BGMがサンダーVのJAC中のサウンドになる(ただしピッチが少し高い)。また、BIG中の最終ゲームで3回目のJACインに成功した場合はそれ以降JACインする度に「オー、ミレニアーム！」というサウンドが流れるようになる(電源を切るとリセットされる)。その一方でパンク(1回のBIG中にJACインを2回以下しか消化出来なかった)した場合は「オーマイガッ！」というサウンドが流れる。

演出

小役ナビ

鉢巻リールには7・死神・皇帝・審判・隠者・愚者の6種類が描かれており、回転した方向によってその対応役が異なる。
ナビされた小役を狙って外れたらボーナス成立の可能性大。

• 7→左回転はBIG確定、右回転はボーナス確定
• 死神→左回転はチェリー、右回転はカードor本に対応
• 皇帝→どちらとも特殊15枚役(青7・リプレイ・リプレイ)に対応
• 審判→左回転はリプレイ、右回転は特殊15枚役を除く全役に対応
• 隠者→左回転はカードorリプレイ、右回転は本に対応
• 愚者→左回転は本orリプレイ、右回転はカードに対応

フォーチュンスピン

全リール停止後に鉢巻リールが回転。最終的に7で止まればボーナス確定、死神で止まればハズレである。

スペシャルウイング

いつもと違うスタート音が鳴り、第1リール停止後にランプで示された役が揃えばボーナス確定。
ランプの色は以下に対応する。

• 赤→チェリー
• オレンジ→特殊15枚役
• 黄→カード
• 緑→本

BIG中の打ち方

ビッグボーナス中は毎回小役ナビが出るのでそれに従って打つ。出現パターンは以下の5つのみである。

• 皇帝→左リールに2連青7を狙い、あとは適当押しで15枚ゲット
• 審判が左回転→JACイン確定。リプレイ外しをする場合は枠内に赤7を狙うだけで簡単に外れる。
• 審判が右回転→チェリー確定。
• 隠者が右回転→本確定。
• 愚者が右回転→カード確定。

確率

ボーナス確率

設定	BIG	REG	機械割
1	1/409.6	1/655.36	91.1%～98.1%
2	1/381.02		93.5%～101.4%
3	1/348.6		96.6%～105.6%
4	1/321.25		99.7%～109.9%
5	1/292.57	1/496.48	105.2％～116.6%
6	1/240.94	1/364.09	116.6%～130.8%

小役確率

小役名	通常時	BIG中
特殊15枚役(青7・リプレイ・リプレイ)	1/128	1/1.3
本(15枚)	1/128～1/512	1/54.8
カード(10枚)	1/11.2～1/11.9	1/1024
角チェリー(4枚)	1/97～1/512	1/468.1
中チェリー(2枚)	1/64～1/512	1/468.1
リプレイ(BIG中は6枚JACイン)	1/7.3	1/5.1

余談

初期型(無印)は一部の店で先行導入(いわゆるロケテスト的なもの)が行われたが、無印ではリプレイ外しはビタ押しが出来る程度の能力が必要だった。客や店舗からの反応は冷ややかで、結局はリプレイ外しが簡単になったRが全国デビューとなった。

関連動画

シミュレータ

アルゼ王国4(プレイステーション)に収録。

また、ガラケー向けアプリもある。

関連商品

関連項目

• パチスロ