ダムオブザトゥートゥルーブルース(Dam of the Two True Blues)とは、推定1695年生まれのサラブレッドの基礎繁殖牝馬の一頭であり、牝系の3号族の始祖である。よって便宜上3号族についてもこの記事で解説する。
3号族の牝祖は父親のみ判明している。それは現在三大始祖の一頭としても知られているバイアリータークである。どのみちこれ以上牝系をさかのぼる資料は失われているので、このダムオブザトゥートゥルーブルースが3号族始祖とされる。
この馬は2頭のTrue Blueと名付けられた同時のキングスプレートなどを優勝した牡馬らの母親として知られ、そこからダムオブザトゥートゥルーブルースと便宜上呼ばれる。またダラム州ミドリッジグランジ近郊を拠点としていたウイリアム・ボーズ卿(William Bowes 1657~1707)の所有馬であったことからボーズメア、父親からバイアリータークメアとも呼ばれることもある。
毛の色は不明だが産駒はすべて芦毛であった。ただしこの芦毛は産駒の父のHoneywood Arabian(=Sir John Williams Turk)から来ている可能性も高い。
ダムオブザトゥートゥルーブルースの産駒のうちの1頭の牝馬が牝系を繋ぎ産業革命によって生産界にも影響が出た18世紀後半にはこの牝系も拡大していった。
牝系は1895年にオーストラリアの競馬研究科ブルース・ロウによって発表された「フィギュアシステムによる競走馬の生産」ではオークス・ダービー・セントレジャーにおいて3番目に勝ち馬を輩出している「3号族」に位置付けられ、また優れた競走馬を出すと推定された「競走族」と優秀な種牡馬を出すと推定された「種牡馬族」の両方に分類された。18世紀末期から19世紀初頭にかけて産駒が大暴れしたSir Peter Teazle(サーピーターティーズル)や19世紀後半に種牡馬として大活躍した活躍したStockwell(ストックウェル)などの影響だろうか。もっとも現在ではこの「種牡馬族」も根拠がないとされている。
近年でもでもこの3号族は1980年代欧米最強馬のダンシングブレーヴとサンデーサイレンスを輩出するなどある程度の勢いを保っている。
日本では20世紀初めに日本に輸入されたフロリースカツプが基礎繁殖牝馬となりその子孫のシラオキなどの牝系が今でも健在である。
またクモワカ-ワカクモ-テンポイントの悲劇の一族もこの3号族である。
Byerley Turk 1679 黒鹿毛 |
不明 | 不明 | 不明 |
不明 | |||
不明 | 不明 | ||
不明 | |||
不明 | 不明 | 不明 | |
不明 | |||
不明 | 不明 | ||
不明 | |||
不明 | 不明 | 不明 | 不明 |
不明 | |||
不明 | 不明 | ||
不明 | |||
不明 | 不明 | 不明 | |
不明 | |||
不明 | 不明 | ||
不明 |
14:52あたりから
掲示板
掲示板に書き込みがありません。
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/11(水) 15:00
最終更新:2024/12/11(水) 15:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。