ニチャアとは、気持ち悪い笑顔を浮かべる様子を表現するオノマトペである。
おそらく、湿って粘着質なものが擦れ合ったり付いたり離れたりする時の擬音「ニチャニチャ」などから派生したもの。
「粘着質そうな性格を想起させる気持ち悪い笑顔」をイメージさせる擬態語と考えられるが、気持ち悪い笑顔を浮かべる際に「湿った口内から出る音」をイメージした言葉であるとすれば、「擬音」と言えなくもない。
全角の「ニチャア」で表記されることもあるが、半角の「ニチャア」で表記されることの方が多いようだ。
「下卑た笑み」を表現する際に使用されることが多いようだが、別に下卑たものでなくても「オタク」「陰キャ」の笑みを表現する際に使われることもあるよう。そういった用法で使用している人々には自分を「オタク」や「陰キャ」と自認している人も多いようで、「オタク」「陰キャ」による自虐的ネタと言えるかもしれない。
「いつ頃、誰が考案して、何をきっかけに使用され始めたものか」などの発祥は不明。
だが、Twitterで公開ツイートを検索すると、2009年には「ニチャア」で笑顔を表現するようなツイートは既に投稿されていたことがわかる。
Google検索ではこれ以前の時期の「ニチャア」の用例を探し出すことは出来なかった。
「Google トレンド」を用いてキーワード「ニチャア」(半角カタカナの「ニチャア」はキーワードとして指定できない)の2004年1月1日以後からの「人気度」を確認すると、2010年7月に初めて人気度の数値が現れている。少なくともこれ以前にはマイナーな言葉であったらしいことがわかる。
その後も、人気度が時に年単位で「0」である期間が続き、マイナーな言葉の域は脱していなかったようだが、2014年8月頃からは低い数値ながらも数か月おきにはコンスタントに「人気度」が算出されるようになったようだ。
さらに2018年の夏頃からは「人気度」が跳ね上がっており、このあたりの時期に広まったようだ。
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最終更新:2024/11/30(土) 09:00
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