ハーブティーとは (ハーブティーとは) [単語記事]

ハーブティー(英:herbal tea)とは、香草や葉を乾燥させて煎じて飲用としたものである。

概要

ハーブティーは色や香りを楽しむだけでなく、その成分が持つ効能を享受する目的で日常的に飲まれることが多い。
その効用は、安眠効果、便秘解消に消化促進作用をもたらしてくれるなど様々で、古くから医薬や薬学にも注目されている。
そういった効果が期待できることから、ハーブティーは女性の間でとても人気のある飲料品である。

ただ、副作用もあるということを考えておかなければならない。
例えば、カモミールは精神を安定させたり、不眠症などの神経症に効用がある鎮静作用を有していたりする。
しかし、発疹、喘息に舌の痺れ、そしてめまいなどを起こしてしまいかねないのである。
また、高血圧を発症し、処方薬で降圧剤を飲用されている方は、ミント系のハーブであるペパーミントとの飲み合わせは良くない。
他にも授乳中の方やアレルギーを持ち合わせている方などが注意すべきハーブティーは存在する。

上記は、あくまでも一例ではあるが、ハーブティーを飲む際はその効果をしっかりと理解して飲用することが望ましい。
そうしないと、一歩間違えれば健康のために飲用したハーブティーが原因で身体に害を及ぼしてしまいかねないからである。