バリー・マクガイア

バリー・マクガイアとは、フォークソング「グリーングリーン」の作曲・歌唱者であり、「明日なき世界」で有名な歌手である。

概要

1935年オクラホマ生まれ。職を転々とした後クラブの歌手として働いているところを、フォークソングで一旗揚げようというランディ・スパークスの口車に乗ってニュー・クリスティー・ミンストレルズに加入。しかし、人畜無害の生ぬるいフォークソングに飽き飽きしたところにルー・アドラーに声をかけられ、ママス&パパス加入の誘いを受け「夢のカリフォルニア」を録音するものの、彼の声質には合わないとみなされママス&パパス加入は見送られた。その後ソロデビューのために用意された曲が、それまでサーフィンポップスを書いていたP.F.スローンが「これからはメッセージソングの時代だ」と意気込んで書いたものの、歌詞の激しさ故ザ・バーズやザ・タートルズにボツにされてきた「明日なき世界」であった。前述のような斬新な内容から「明日なき世界」は全米1位を獲得する。ニュー・クリスティー・ミンストレルズ時代の彼が作曲した「グリーングリーン」はフォークのエバーグリーンとして世界中に愛され、日本でもエロゲのタイトルとしてインスパイヤされるなど影響力は絶大だ。

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