ビタミンカステーラ

ビタミンカステーラとは、高橋製菓株式会社が製造する菓子である。

※記事名はかみかわ「食べものがたり」で用いられているものに従ったが、「ビタミン カステーラ」とスペースを入れて表記されることもある。

概要

北海道旭川市に存在する高橋製菓が製造している菓子で、名前の通りカステラ。大正10年（1921年）に誕生し、現在でも道内のスーパーマーケットやコンビニエンスストアへ行けばだいたいは並んでいるはずなので、道民、特に旭川市民ならば一度は食べたことがあるだろう。

もともと、第一次世界大戦後の食糧不足の中で、安くて栄養価が高いものとして作られたそうで、商品名にもあるようにビタミンB1,B2が添加されている。1本84円（2014年3月現在）で販売されており、駄菓子の感覚で手軽に手に入るため、ちょっとしたおやつにちょうどいい。

日持ちするようにも作られてもいるため、卵や砂糖、水分が少なめになっている。そのため、食感は一般的なカステラに比べると固めで、口の中の水分が持っていかれる。だがそれがいい（はず）。牛乳との相性は抜群なので（ソースは初版作成者）、牛乳に浸してみたり、飲み物と一緒に食べるとgood。
第十五回全国菓子大博覧会で総裁賞を受賞しており、味は折り紙つき。何より90年以上販売されているというのが一番の味の証左だろう。

北海道のローカルフードであるが、道内では当たり前のように売っているため、北海道で生まれ育った人はネットで見たり他県へ行くまでそうであると気づかないという人もいる。ネットでも買えるようなので、昔食べたことのある人はまた注文してみるのもいいかもしれない。

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また、同じく北海道のカステラとして「ミルクカステーラ」というものも存在するが、こちらは札幌市にある島川製菓が製造しているものであり、ビタミンカステーラと直接の関係はない。
→島川製菓（外部リンク）

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関連項目

• カステラ
• 北海道
• 旭川市
• 地方ローカル記事の一覧
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