ファントム(ACLR)

ファントムとは、フロムソフトウェア制作のゲームソフト、アーマード・コア ラストレイヴンに登場するレイヴンの１人。設定だけならアーマード・コア ネクサスの頃から存在していたらしい。

概要

作中の二大組織であるアライアンスにもバーテックスにも属さず、独自の勢力も率いていない単独で活動しているレイヴン。NX時代から堅苦しい規則に縛られるのが嫌いだったという理由でレイヴン統括組織であるレイヴンズ・アークから脱退しているという過去を持つ。そういう気質故にかLRでも主義主張などは関係なく、即物的な利益を優先して行動しているとのこと。実力の方も高いらしく、情報屋のエドも「優秀」と言っている。
登場ミッションはジナイーダからの対戦依頼の際。ある意味で伝説的な存在である勇者ヘリがジナイーダへの復讐の為に用意した武装勢力の増援として登場し、この時に先に撤退したジナイーダの代わりに彼の相手をすることになる。元々はジナイーダの賞金目当てだったらしいが、即座に主人公も賞金首には変わり無いとターゲットを切り替える辺りに、上述の即物的利益の為に行動するという特徴が反映されていると言える。

搭乗ACはストレイタス。クレホバベースのタンク機に神バズ、強ショ、ミサイル、軽グレで武装している。実弾装甲は全登場レイヴンの機体の中でもトップクラスであり、まともに正面から撃ち合おうとすれば神バズや軽グレの超火力によってあっという間に消し炭にされてしまう。
…が、悲しいことに彼の機体のパーツの大半はLR時代において大幅な下方修正を受けたものばかりだったりする。(旋回性の低下や加速性能の追加の所為で全体的な機動力が駄々下がりなクレホバ、リロード時間の増加で時間帯火力が低下した神バズ、補正の悪化とゲーム環境の高速化で命中率が下がった軽グレ)そんなこんなで「NXまでなら強かった機体」などという不名誉すぎる称号が付いてしまっている始末である。
弱体化したとはいえ神バズや軽グレの火力が侮れないのは確かなのだが、彼自身のAIがそれほど賢くない上に性能の低下が著しいクレホバの所為でこちらが回り込むのは容易であり、正面に立たないように常に側面から攻めるようにしていけば殆ど苦労せずに倒せてしまったりする。おかげである程度慣れたプレイヤー達に、捕捉もできずにあたふたしているところに、横から高火力武器をぶち込まれたり、熱攻めでチクチク削られたり、ブレードの練習台にされてしまったりと散々な目に遭っているとかいないとか・・・

関連項目

• アーマード・コア ラストレイヴン