ペルティナクス / インペラトル・カエサル・プブリウス・ヘルウィウス・ペルティナクス・アウグストゥス(126年~193年)とは、ローマ皇帝である。
マルクス・アウレリウス・アントニヌスに登用された、新しいエリート層の一人であった。コンモドゥス死後の統治を行ったが、わずか3か月で殺されることとなる。
解放奴隷身分の材木商の子で、マルクス・アウレリウス・アントニヌスに重用される。軍人としてのキャリアコースで出世していき、ドナウ川方面やブリタニア、アフリカといった属州で司令官や属州総督を務めていった。
コンモドゥスが亡くなった時首都長官の地位にあったペルティナクスは、暗殺の実行犯であるラエトゥス、エクレクトゥスに暗殺後懇願され、皇帝へと就任した。年が変わるというコンモドゥス暗殺の日の朝、親衛隊には財産を支払って掌握し、元老院には形だけの遠慮を見せ、コンモドゥスの遺体の引き渡しには応じなかった。
しかし、皇帝になったばかりのペルティナクスは、親衛隊の専横を抑えようとして失敗。親衛隊はファルコといったほかの元老院議員や執政官を擁立してペルティナクスに代えようとすることをたびたび行い、ついに3月末、親衛隊に取り囲まれる。ペルティナクスは対話を求めたが、「兵隊からの贈り物はこの剣だ」と殺されてしまった。
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最終更新:2025/12/05(金) 22:00
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