ボタンインコ

ボタンインコとは、アフリカ原産のインコである。

概要

全長13～17cm、体重35～50gほどと小柄で、赤いくちばしと目の周りが白いことが特徴。寿命は10～15年ほど。

ボタンインコの原種には、キエリクロボタンインコ・ルリゴシボタンインコ・クロボタンインコなどがいるが、現在ではさまざまな色変わり種や雑種が存在している。

鳴き声は甲高くて声量も大きく、小ぶりなのに噛む力も非常に強いといわれている。

ペットとして

ラブバードと呼ばれるように、つがいで飼うとカップル同士で仲良くなるが、1羽飼いであれば飼い主になつくという。

ただし、神経質で寂しがり屋な面もあるので、ちゃんとかまってあげないと大声で鳴いたり、電気のコードをかじったりすることも。ストレスがたまると、自分で羽をむしってしまう「毛引き症」という病気になることもある。

餌は主食としてインコ用のペレットを与え、シードや野菜、くだものなどを副食として与えるとよいとされている。

ボタンインコはなつきやすく、好奇心旺盛で活発に遊ぶため、飼いごたえのある鳥だといえるが、アフリカ原産のため寒さには弱いので、温度管理には注意が必要である。

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