マリーとは、アニメ『ガールズ&パンツァー 最終章』に登場するキャラクターである。
BC自由学園生徒、戦車道チーム隊長。亜麻色の長い髪の先を縦ロールにしている。
同校内ではエスカレーター組に含まれる、いわゆるお嬢様タイプ。性格は温和ながら、もってまわった毒舌を吐くこともある。スイーツや薔薇風呂といった高級なものを好み、よく言ってマイペース、悪く言えば空気を読まないタイプ。校章入りの羽根扇子を愛用している。
同校戦車道チームの隊長であり、チーム内のエスカレーター組からは「マリー様」と呼び慕われるが、当人はエスカレーター組と受験入学組の派閥争いには興味を示さずケーキを食べて超然としている。車長としてはそれほどアクティブではないようだが、隊長としてのカリスマ性と指揮能力は高く、隊内の両派閥を心服させているだけでなく、強力な新戦力としてARL44を導入する政治力をも持ち合わせている。
身体能力も高く、走行中のルノーFTに飛び乗る、ARL44の砲身上を危なげなく歩くといった姿も。上部ハッチのないルノーFT搭乗時には後方ハッチから身を乗り出しているため、急発進の際には上半身が前後にすさまじく振られているが、表情ひとつ変えず平然としている。むち打ち症が心配される。
第41回無限軌道杯一回戦、大洗女子学園との対決では、基本的に前線指揮を安藤・押田両名にまかせ、自身はルノーFTを隊長車兼フラッグ車として後方からの督戦に徹した。後半ボカージュ地帯での戦いでは、味方の仲間割れに気づくや両派閥に割って入って事態を収拾。圧倒的不利な状況下から仕切り直しを図り、最後には大洗フラッグ車を狙うも、果たせず敗戦となった。
2人乗りのルノーFTでは本来、車長が砲手を兼任するが、マリー車では追加乗員の砂部に委ねている。
キャラクターのモチーフは「王妃」。名前の元ネタはマリー・アントワネットと東映「トラック野郎 御意見無用(シリーズ第1作)」の登場人物の一人・5号線のマリーも意識しているのかもしれない。
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最終更新:2024/12/10(火) 13:00
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