中井侍駅とは (ナカイサムライエキとは) [単語記事]

概要

1936年 12月30日開業。長野県内で最も南にある駅で、駅所在地の海抜も県内最低。

単式ホーム1面1線の無人駅で、管理駅は飯田駅。秘境駅に数えられることもあるが、駅前には狭いながらも自動車が通行可能な道路が通じている他、周辺には民家も存在しているので秘境度合は低いといえる。

ホームには切り立った斜面があり、コンクリートで被覆されている。駅に通じる坂道を徒歩で3～5分ほど登っていくと民家が連続する集落に出る。

路線	隣の駅（豊橋・中部天竜方面）	当駅	隣の駅（飯田・辰野方面）
■飯田線	小和田駅	中井侍駅	伊那小沢駅

ネット上などで通学する女子高校生1人のために本来は通過する快速列車が毎朝臨時停車し、卒業式の朝、「卒業おめでとう。列車は明日から駅を通過しますがこれからもがんばって下さい」という車内アナウンスが流れたという噂があり、その舞台になった駅が中井侍駅であるとしばしば言われている。
しかしJR東海は「事実関係を確認できない」とコメントし、村役場の職員などはその噂自体を知らなかった。なのでこの噂は実質作り話であると言える。