小和田駅とは、静岡県浜松市天竜区にある東海旅客鉄道飯田線の駅である。
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こ わ だ 小 和 田 |
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Kowada | ||||
おおぞれ Ōzore |
(浜松市天竜区) | なかいさむらいNakaisamurai |
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1936年12月30日開業。
2008年までは相対式ホーム2面2線であったが、現在は単式ホーム1面1線の駅となっており、使われなくなった片側のホームは廃れ、線路は撤去されている。
静岡県内を走る飯田線駅の最北端に位置し、静岡県・愛知県・長野県の境界線がホーム上にある。
かつては駅周辺に集落などがあり、飯田線や当駅の建築工事用に整備された道もあったのだが、佐久間ダムの建設によって集落や道は湖底に沈み、住民も移転してしまったため、現在は約20分歩いたところにある1軒と、かなり離れた場所にある塩沢集落の数軒のみ。塩沢集落からこの駅へは極めて険しい山道しかないため、当駅は実質先述の1軒専用になっている状態である。
こういった経緯から自動車では物理的にアクセス不可能(なおかつ天竜川対岸の愛知県側からはそれ以外のアクセス手段も一切ない)なため、郵便配達や警察官は飯田線を使用している。
以上のことから秘境駅として知られており、知名度は小幌駅に並ぶ。
2012年現在の1日の列車本数は、上下線合わせて17本と比較的多く(?)、駅周辺の景観や3県境界駅など見所が多いことから秘境駅の中でも比較的人気スポットとなっている。
1993年に皇太子妃雅子が皇太子徳仁親王とご成婚された際、雅子様の旧姓が小和田だったことにあやかり[1]多くの旅客が訪れ、水窪町もそれに乗っかって小和田駅での結婚式を募集、主催したこともあった。
なお、自動車ではアクセスできないので、臨時列車「花嫁号」を運行し、一日駅長(先ほどの1軒に住む男性)まで登場した。この時に自動販売機が設置されたようだが、乗降客は少なくなり、1999年に使用中止されて放置され、現在は撤去されている。
以上の事から、恋成就駅ともされている。駅舎入口には「花嫁号」のヘッドマークが掲げられており、駅の近くには「愛」と書かれたベンチが置かれている。
ホームと列車 |
3県境界標 |
ホーム上からの風景 |
駅近くのあずまや |
駅舎入口 |
現駅名標 |
旧駅名標 |
駅舎内 |
駅時刻表 |
路線 | 車種 | 豊橋・中部天竜方面 (上り) |
当駅 | 飯田・辰野方面 (下り) |
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CD飯田線 | 普通 | 大嵐駅 | 小和田駅 |
中井侍駅 |
飯田線秘境駅号(下り) | ||||
飯田線秘境駅号(上り) | 浦川駅 |
製茶工場跡の下の道にはダム工事の際に転落したのであろうミゼットのなれの果てが転がっている…が、2020年以降のどこかで駅舎前に朽ちたスーパーカブが立てかけられるようになったのだとか。一体誰がどこからそんなものを…?
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最終更新:2025/03/25(火) 21:00
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