人工無脳

人工無脳とは、主に「会話をすること」に重点をおいたソフトウェアの呼び方である。人工無能とも呼ばれる。

概要

人工知能は、人間が持っている知能をコンピューター上で再現することを目的としている。
これに対して人工無脳は、本物の知能の再現をせずとも自然な会話を行わせることによって「人間らしさ」を実現しようとするアプローチで作成されている。
「人工知能」に対して知能が「無い」ので「人工無能」という造語が生まれたが、これでは無能（能無し）の語を連想してしまい誤解やネガティブな印象を招くため、現在は「人工無脳」という漢字を当てることも増えてきている。

その動作は、基本的に人間が入力した言葉に対して、プログラムによって返答文を生成するというもの。
あらかじめ内部に持っている文章からランダムに選ぶだけのものもあれば、ネット上の文章を取り込んで「学習」するものもある。
変り種としては「相棒」を用意し、その相棒と会話をするものもある（→伺か）。

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関連項目・外部リンク

• 人工無脳は考える
• 伺か
• 人工知能