便乗ブラザーズ 単語

22件

ビンジョウブラザーズ

1.5千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

便乗ブラザーズとは、ファイナルファンタジーXI(以下「FF11」)に登場する特定の何人かのNPCす言葉である。(ザイドアルド、ライオンの3名)

が、その性質上(後述)FF11でよく使われるというだけで、他のゲームでも条件を満たすのであれば使用できる言葉である。 

概要

「待っていたぞ」

「さあ行こう」

「なるほど、な……。こういう仕掛けになっていたのか。」

「ついにここまで来たわね。」

「先に行くぜ。じゃあな、<プレイヤー名>!」

上記はFF11イベントシーンでで発せられるNPC台詞であるが、RPGをよくプレイする者であれば似たような台詞を見たことはあるだろう。

具体的な例を挙げよう。
例えば古代から存在する建物の入り口に 、仰々しい門が構えられている。こういったものは大抵、それを開くための特別な手段やアイテムが存在する。そこで町の人の話であったり、その門に添えられた石版だったり、あるいはどこからともなく聞こえてくるだったりからヒントを得て、その条件を満たすためにさらに一苦労させられるという流れである。
そしてようやくを開いたとき、タイミングを見計らったかのように進行中ストーリーの重要NPCが姿を現す。そしてさっさとの中へ入っていく。
多くのプレイヤーたちはこう思うことだろう。が苦労して開けたのに……!」、と。

要するに、プレイヤーの苦労をに便乗しちゃうNPCたちのことである。
ゲーム』なのだからプレイヤーが苦労しなければ成り立たないのは確かなのだが、それでもあまりに露過ぎるとプレイヤーの反感を買ってしまう。

なぜFF11で注目されるのか

旧来のRPGもこういったイベントは数多くある。だが、なぜFF11で注されるようになったのだろうか。
推測の域を出ないが、理由はある。それはファイナルファンタジーであること」MMORPGであること」が合わさったことによる相乗効果である。

まず「ファイナルファンタジーであること」について。
FF11MMORPGとしてはしく、同シリーズ過去作品に倣ってストーリー方面にもを入れている。それにより、そのストーリーを織り成す『キャラクターNPC)』も当然ながら個性的・魅的・印的なものになる。

もうひとつ「MMORPGであること」について。
MMORPGであるが故に攻略に時間がかかってしまう。単純に移動時間や戦闘時間であったり、単独で攻略不可能なものであるのなら人数集めだったり、理由は色々あるがそれらの時間や労オフラインゲームでない場合が多い。

この二つの理由が合わさり、『大きな苦労』による反感・不満の矛先が『のうのうと便乗する印的なNPC』に向けられるという理屈である。 

NPCの便乗の回避法

まず言っておくが、これは『プレイヤー側の回避法』ではなく、『ゲーム制作側の回避法』である。「NPCに便乗による不満・反感を向けさせない方法」と言い換えることもできる。

要は『便乗』させなければ良いのである。
どうしてもNPCダンジョン地に行かなければならないときはプレイヤー一行に同行させ、そして戦闘にも参加させれば良い。それらの条件を満たした「ドラゴンクエストVII」や「ファイナルファンタジーXII」などの同行NPCたちを『便乗』呼ばわりする者は決して多くないだろう。

もっとも、その戦闘が足手まとい級だったりすると、『便乗』より酷いレッテルを貼られることにもなるが。

関連動画

関連商品

関連コミュニティ

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
ALIA's CARNIVAL![単語]

提供: 黒衣(KUROGO)

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/20(土) 06:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/20(土) 06:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP