切り抜きとは、主に紙状の物体を刃物などで切断することや切断されたもの指す言葉であり、そのように画像・映像などのデータを加工・編集するアプリケーション機能の名称でもある。
しかし、インターネット上で単に「切り抜き」と称する場合、生放送など長時間の動画を(主に第三者が)特定場面のみを抜粋、カットなど編集の上で再投稿された「切り抜き動画」を指すことが多く、本項もそれについて述べている。
ラジオ・生放送の再編集動画は以前より切り抜きと呼称されてきた。ぶっつけ本番故の思いもよらぬハプニングや咄嗟の神業など、生放送には生放送にしかない良さがあるが、一方で動画の大部分で単調なシーンが続くことも多い。また、あまりに長時間配信が続く場合、時間の厳しい社会人等が追いきれず自然に離れていってしまう危険性がある。
このため、元配信を見た視聴者の一部が、当該放送内での見どころであるシーン(いわゆる「撮れ高」)のみを抜粋し、短く再編集したものを投稿するケースがある。自分用と称して超局地的なシーンのみを上げることもあるが、凝った字幕や用語解説を差し込んだり、コラボ配信時における同時間軸の多視点同時再生といった、後から編集した作品ならではの強みを生かしたものも多い。
主にYoutubeのいつでも見れる過去の生放送動画が切り抜かれるケースがほとんどであるが、ラジオやニコニコ生放送などではアーカイブも兼ねて作成される場合もある。
このような切り抜き動画は切り抜かれた配信者にもメリットがあり、元動画より遥かに再生の敷居が低いため、Twitterでのバズりやニコ動ランキング入りなどを通じて大量の新規層獲得に繋がりうる。配信者直々に礼の意を示すことも少なくない。
しかし、いくら元配信者本人も得をする場合があるとはいえ、本質的に行っている行為は無断転載のそれである。再生数稼ぎのための乱雑な投稿等といった悪質なケースも存在しうるし、対象が収益化済み動画の場合は直接的に本人の金銭的利益を害することになる。さらには、切り抜きと称してアンチが恣意的編集を行い、特定個人を貶めたり対立煽りを誘発させる内容にする場合もある。
切り抜きを作成する時には、元々の配信者の利益を害さないように最大限の配慮をし、また元動画が視聴可能な場合は概要欄やツイート内もしくはリプにて本編動画への誘導を忘れず行うように努めること。
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最終更新:2025/02/18(火) 09:00
最終更新:2025/02/18(火) 09:00
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