友人は大事にしようとは (ユウジンハダイジニシヨウとは) [単語記事]

そして後で裏切ろう。

概要

友人を大切にするのは自分のためです。裏切るのも自分のためです。

仲良くしといて不利益が発生した時に縁を切るのは現実の外交ではよくあること。

自分(自国)の利益を追求し自分のために友好状態にし、不利益がでるなら自分のために裏切ろう。すべては自分のために。不利益でも裏切らないのはよっぽどの馬鹿かほかの友好な国に裏切る疑いをもたれないためだ。

関連動画にあるCivilization(ゲーム)において外交は宣戦布告、通商条約、資源交換、技術交換などにも影響を及ばす(敵対していると技術交換に応じない場合や不利な条件を提示してくる)。こちらが有利となるように積極的に近辺の方とは友好関係となるようしておこう。とくにAIが有利になってくる高難易度では自国が攻められて滅亡させられないよう、そして自国の発展のために友好状態にしておこう。

発祥

概念自体は複数人参加のボードゲームなどで古くから存在している。

1950年代に制作されたボードゲーム『ディプロマシー』は他プレイヤーとの同盟と裏切りが勝利のカギを握るゲームであり、如何に相手の信頼を勝ち取ったうえで最適なタイミングで裏切れるかがプレイヤーに問われる。

ビデオゲームに限っても『桃太郎電鉄』など複数人同時プレイ可能で、友人と力を合わせたうえで最後に裏切る作品は多数存在している。上位のプレイヤーをたたくために下位のプレイヤーが結託するのは常道であるが、上位のプレイヤーを倒した後は結託したプレイヤー同士の争いとなるのもまた常道である。友情破壊ゲームと呼ばれる所以のひとつでもある。