塗仏の宴とは、百鬼夜行シリーズ六作目になる京極夏彦の小説である。
中編集である上巻にあたる「宴の支度」、下巻にあたる「宴の始末」に分けられる。共に1998年に販売された。
とにかく厚い。上下巻そのものがかなり厚いうえに、合わせて一冊と見るとシリーズ最厚を誇る。もう、とんでもなく厚い。
それは本というにはあまりにも厚すぎた。大きく、ぶ厚く、重く、それはまさにサイコロだった……
「宴の支度は整いました――」
「後の始末をお願いします――」
十五年前に消えた伊豆の村を中心に巡る妖しげな団体や警察、霊能力者、神童、薬売り、関口君ェ……。過去から動き出した盛大な宴(ゲーム)は、京極堂の手により幕を下ろされる。
掲示板
11 ななしのよっしん
2015/01/01(木) 02:13:41 ID: gKrZ975+Ip
初めて読んだときは頭がこんがらがったけど、二回目はいろいろ把握できる分面白かった。キャラクター小説風でこれはこれって感じ。姑獲鳥とか狂骨みたいなずしんと来る方が個人的に好きかなあ。
尾国さんと笙くんが好き。この親子の話が読んでみたい
12 名無しさん
2015/01/08(木) 18:38:19 ID: xQF2g6r/uj
作品としては面白くないことはないんだけど、しっくりこない感は確かにある。
百鬼夜行シリーズの外伝と思えばいいのかな
そして関口先生の扱い…。
13 ななしのよっしん
2020/05/18(月) 17:08:01 ID: YeqpMZChRd
宴の支度であんなに絶望感たっぷりに描かれた
関口君が結局小説上では放置されたままなのが
あんまりにもあんまりだ…
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/07(日) 04:00
最終更新:2025/12/07(日) 04:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。