大浦天主堂とは、長崎県長崎市にある教会(カトリック)である。
名前が若干浦上天主堂と被っているので混同されることもあるが、別の教会である。あちらと違いこちらは原爆投下地から少し離れていたので全壊は免れた。
弾圧で殉教した26人のキリシタンのために作られた教会で、現存する日本の教会の中では最古のものである。正式名称は日本二十六聖殉教者天主堂。2018年には他の隠れキリシタンの史跡とともに世界遺産に認定された。
・・・最古と言っても建築は1865年。在留外国人が礼拝のために建てた教会である。江戸時代はキリシタン弾圧の時代であり、おおっぴらにクリスチャンだと名乗ると死刑になる時代である。ザビエルが伝えたキリスト教は日本では信仰されていないことになっていた。が、実際はその弾圧の中信仰し続けた人々がいた。長崎は隠れキリシタンが多い地域である。そして、一人の隠れキリシタンが幕末に来日した神父に自分がクリスチャンであることを告白した。弾圧の中、信仰を守っていたことに神父はたいそう驚き、喜び、ローマ法王に報告した。このことは「東洋の奇蹟」と呼ばれている。現在でも長崎県は日本では例外的にカトリックのクリスチャンが多い地域である。
観光地でもあるが信仰の場でもある。なのでミサやってる中ワイワイやるのはご法度。
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最終更新:2025/12/12(金) 11:00
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