小牧インターチェンジとは (コマキインターチェンジとは) [単語記事]

小牧インターチェンジ（小牧IC）とは、愛知県小牧市にある高速道路のインターチェンジである。

概要

東名高速道路（第一東海自動車道）と名神高速道路のインターチェンジで、東名はここが終点、名神はここが起点となっている。ただし構造上は一本の高速道路のような感じになっており、小牧IC（の出口または入口）の料金所を利用しない場合（両区間を跨る利用者）はそのまま通過することができる。また、両者ともNEXCO中日本が管轄している（名神高速道路は小牧IC～八日市 IC間がNEXCO中日本の、八日市 IC～西宮IC間がNEXCO西日本の管轄となっている）ため本線料金所は設置されていない。

※ちなみに東京IC（東名高速道路、首都高速3号渋谷線）や高井戸IC（中央自動車道、首都高速4号新宿線）も小牧ICと似たような構造だが、これらは首都高速道路と接続しているため併設されている本線料金所で一時停止する必要がある（ETC搭載車両を除く）。

世間では「小牧JCTが東名高速道路（と中央自動車道）と名神高速道路の境界である」と思っている人が多いが、正式には1つ隣にあるこの小牧ICが東名と名神の境界となっている。また、上り線（小牧JCT方面）の案内標識では「東名高速道路、中央自動車道」と案内されている（小牧JCTでは東名だけでなく中央道も接続しているため）。

※ただし名神高速道路と中央自動車道の正式名称は「中央自動車道西宮線」であるため、小牧JCT〜小牧IC間は実質的には東名と中央道（と名神）の重複区間である、とも言える。

また、名古屋高速11号小牧線とも接続しており、県営名古屋空港（小牧空港）や名古屋市中心部へのアクセスルートとしても使われる。ただし名古屋高速の小牧ICは東名（または名神）と名古屋高速を乗り継ぐ利用者専用であり、一般道路とは接続していない。そのため一般道路から名古屋高速に入る場合（または名古屋高速から一般道路に降りる場合）は隣にある小牧北出口または小牧北入口を利用する必要がある。ちなみに小牧北入口から東名（または名神）を利用することはできないので注意が必要である。