情報セキュリティアドミニストレータ試験とは、昔あった国家資格(国家試験)の一つである。
通称、セキュアド。
2001年10月から2008年10月まで実施されていたセキュリティの国家試験である。
同じセキュリティの資格は他にもあったのだが、この資格はセキュリティエンジニアではなく、一般利用者を対象としていた。
表向きは一般利用者向けの資格だが、実際にはセキュリティに関する高度な知識も要求されたため、難易度は高かった。
2009年にこの区分は廃止されたが、出題範囲の一部が情報セキュリティスペシャリスト試験(エンジニア向けの区分)に引き継がれている。
また、2016年には情報セキュリティマネジメント試験(セキュマネ)というユーザー向けのセキュリティの資格が登場し、事実上セキュアドが復活した形となっているが、セキュマネは記述問題が無く全ての問題が多肢選択式であるためセキュアドより大幅に難易度を下げた簡易版となっている。
午前、午後I、午後IIの3科目があり、全ての科目に合格しなければならない。
試験時間は100分。問題数は全部で55問で、全て四択問題である。
セキュリティや監査・法律に関する問題が大部分を占めているが、ネットワーク、データベース、運用管理、プロジェクトマネジメント、ストラテジ系(経営戦略や企業活動といったビジネス分野)などIT全般から出題されていた。
試験時間は90分。記述式。
大問3つを選択して解く。全て長文の事例解析問題である。
大規模な事例解析問題を1つ選択して解く。
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最終更新:2025/12/06(土) 04:00
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