打姫オバカミーコ

「麻雀がうまくなるためにはどうしたらいいのですか？」

「聞こえた…」

「日本全国から初中級者達の心の声が聞こえた！」

「ない！」

「これを読め！と自信を持っていえる戦術書がどこにもない！」

「俺が自ら描く！」

「できた　いいできだ」

「これで日本中の初中級者がみんなうまくなっちゃうじゃん？」

「で……　片チン先生自身は麻雀うまいんスか？」

「それは……答えられん！！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あとがき

概要

打姫オバカミーコ
ジャンル	麻雀
漫画
作者	片山まさゆき
出版社	竹書房
連載誌	近代麻雀
連載期間	2004-2010
巻数	15巻

打姫オバカミーコとは、片山まさゆきによる漫画作品である。初中級者への麻雀が強くなるためには？というレクチャーと緊迫した競技麻雀シーンが特徴。竹書房より15巻が発売。

登場人物

丘葉未唯子(おかば　みいこ)

主人公。日本麻雀プロフェッショナル(JMP)D2リーグ所属。ビジュアルで合格したので麻雀は下手。雀荘の卓が割れた時に波溜と出会い、泣き落としで弟子になった。全国の麻雀初中級者の分身。

波溜晴(なみだめ　はる)

JMPAリーグプロで元風王位。最速3年でJMPのトップに立った。浮世とかけ離れた生活を送る麻雀プロという生活を続けていくうち、妻の優里とすれ違いを重ね、離婚することになり、自暴自棄になりJMPの退会届を出して風王位を捨てた。ミーコからは師匠と呼ばれ慕われている。優しい性格で、全国の読者の師匠でもある。

我鷹愁(がたか　しゅう)

JMPAリーグプロ。エキセントリックな性格。JMPの実権を握っている。JMPは師弟制度を取っているため、野望は女流プロ全てが自分の弟子になることと馬杉寧香を口説き落すこと。波溜の退会届を正式に受理したが、「もう一度一番下からやり始めるならそれはお前の自由だ」とD2リーグに陥落させた。

今井恭子(いまい　きょうこ)

A2リーグ選手で女流風王位決勝常連。我鷹の弟子ではあるが一番最初にミーコに親しく接した女流プロ。フェアな性格で、誰の味方でもない。

馬杉寧香(うますぎ　ねいか)

女流風王位。(一巻時点)東場だけ見て麻雀を覚えた。元アイドルだったが全く売れなかった。理由の一つは局長、プロデューサー、ディレクターと一切寝なかったから。我鷹のお気に入りだが、口説かれても全く相手にしなかった。

宝生れいら(ほうしょう -)

女流プロとしては長くやっていて自分の雀荘も経営しているが、タイトルを取ったことはない。

枕木

JMPの(表向きの)代表。競技麻雀というゲームの性質上、チョンボには厳しい。

茂葉入(もばいる)

枕木の横にいて女流リーグの順位をパソコンを使って記録している。枕木からは「いないと寂しい」と思われている。

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関連項目

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