最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学とは、かつてテレビ朝日系列で放送されていたテレビ番組である。
2004年4月13日から2009年12月15日まで放送された番組で、放映日時は毎週火曜日の午後8時~午後8時54分。題名が長い事から「家庭の医学」と略される事が多い。最高視聴率は20.8%。元々は2002年と2003年に放送された年末特番だったが、好評を博したためレギュラー化された。
番組名通り、ビートたけしをレギュラーに据えて身近に潜む病気の恐ろしさと対処法を解説する。最初は病名が伏せられた状態で再現VTRが始まり、知らず知らずのうちに病気が進行していく様子が描かれるが、実際に病気を抱えている人物は自覚症状が無いからと放置したり、仮に受診しても大した病気じゃないと診断されたりと(不可抗力含め)悪手ばかり選択してしまう。この時、喫煙の習慣や短気な性格といった病魔に繋がるヒントが端的に示され、視聴者に推理が出来るようにしている。やがて発症、緊急搬送されるまでがいつもの流れである(突然死してしまい搬送先が霊安室になる場合も)。精密検査を受ける事でようやく体を蝕み続けた病気の正体が明かされる。その後の治療によって快復する事が多いが、むなしく死亡してしまう事もある。
「放っておくと大変な事になりますよ。」は番組を代表する名台詞。病気の恐ろしさを表現するためか全体的に暗く怖い番組作りとなっていた。病気の解説シーンで流れる曲は映画版『バイオハザード』冒頭で使用されている楽曲(Resident Evil Main Title Theme)で、このためかバイオハザードの動画に家庭の医学タグが付けられる場合がある。
番組に招かれたゲストは患者となり、疾病の罹患率を調べるためメディカル・ホラー・チェックなる検査を受ける。中でも危険率が高いゲストはレッドゾーンと呼ばれ専門医から直接治療法を聞く事になる。ごくまれにレッドゾーンより酷いブラックゾーンと呼ばれる超危険状態のゲスト患者が現れる。また、該当者がいない場合はファンファーレが流れて平和的に終了。
『バイオハザード』以外にも、初代『モンスターハンター』の沼地や森丘の戦闘BGMが使用された。
「本当は怖い家庭の医学」は2009年12月15日に一旦終了したが、2010年1月12日よりたけしの家庭の医学シリーズ第二弾として『たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学』が放映開始。しかし、「本当は怖い家庭の医学」の特徴だったホラー調の作風は廃され、病気の紹介よりも健康づくりを重視。これが裏目に出たのか視聴率は例外を除いて1ケタ台に低迷してしまった。さらにレギュラー放送から不定期のスペシャル番組枠へ降格させられた事もあった(のちにレギュラー枠に復帰したが)。そして番組開始から約7年が経過した2017年6月6日を以って終了。不定期だった時期を含めると、実質約3年程度の放映だった。
が、家庭の医学シリーズ第三弾が既に用意されていたようで、2017年7月11日より『名医とつながる!たけしの家庭の医学』が放映開始。実質リニューアルであった。こちらも健康づくりを重視していたのだが、「みんなの家庭の医学」でネタを使い果たしていたため打ち切りが決定。2020年3月17日を以って終了し、シリーズそのものに幕を下ろした。後番組は俳優の沢村樹一とお笑い芸人ミルクボーイがMCを務める「これって私だけ?」。
病名及び病状の解説シーンで流れる曲。出だしの部分はカットされ、0:58~から使用される。
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最終更新:2024/06/06(木) 11:00
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