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バイオハザード

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曖昧さ回避 バイオハザード(BIOHAZARD)とは、

バイオハザード(BIOHAZARD)とは、カプコンから発売されているサバイバルホラーゲームシリーズである。

ポールアンダーソンによる同名映画シリーズについては、バイオハザード(映画)を参照。リブート版実写映画についてはバイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティを参照。

シリーズ作品

本編

外伝

ガンサバイバー

アウトブレイク

クロニクルズ

その他

時系列

アークレイ山中にてバイオハザード発生

ラクーンシティ全域に被害拡大

ラクーンシティ、『滅菌作戦』によって消滅

アンブレラ社、事実上の崩壊

バイオハザード(第1作)

ゾンビ1996年カプコンより発売されたプレイステーションホラーアクションアドベンチャーゲーム

当時カプコンに在籍していた三上真司が、新人教育の片手間に思いついた企画がこのゲームである。

T-ウイルス研究をしていたアンブレラ社と、それに巻き込まれた施設・舞台にその場所から脱出するのが的。第一作にあたるこの作品では古びた洋館に迷い込んだ特殊作戦部隊S.T.A.R.S.メンバーを操作する。

プレイヤークリス(男・難易度:難)とジル(女・難易度:易)のどちらかを操作して、洋館の内部を探索し、入手できるアイテムを使い脱出を試みる。
内部はウイルスに感染した人々がゾンビとなっており、ウィルス感染で狂暴化した動物と合わせて襲い掛かってくる。プレイヤーは館の中で手に入る武器)を用いてそれらを撃退しつつ、を解いて相に近づく事となる。

ヒットシリーズの初作という宿命からか、何度かリメイクされている。大きなリメイクGC版だが、ディレクターカット版も今作から既に存在していた。

特徴

それまでアクションゲームどにあった、HP、装備などの画面表示が一切されているのが特徴。
PSグラフィック処理の都合上、背景を一枚画にし、プレイヤーキャラが進むことでカットを変えてマップを繋いでいくという独特のカメラワークも手伝って、映画的な雰囲気・構成を作り上げることに成功している。

キャラがどの方向を向いていても、十字キー↑が前進、↓が後退、という、現在俗に「ラジコン操作」と呼ばれる操作法も、鈍いはずのゾンビから中々逃げられないスリルを感じさせ、好評を得た。
謎解きの要素が数多くあるが、割りと難易度抑えめなためトライアンエラーで解決できるものが多かった点も成功の一因である。

基本的に脱出するのが的なので、いくらゾンビを倒しても点数が入るなどはない。ただし最短でゲームクリアした場合、おまけ要素が解禁され、強武器が弾数制限で使用できるようになる。
慣れないうちに理に敵すべてと戦う殲滅プレイをしようとすると弾や回復アイテムが足りなくなる恐れがあるので、動きが遅い敵と対峙した際は逃げてしまった方が安全。『命あっての物種』という言葉を胸に刻んでプレイすることがクリアへのであるが、ビギナーモードがある作品では弾薬が多めに手に入るので撃ちまくっても問題なかったりする。
またプレイヤー行動が後の状況に反映されることがある。

主人公二人の性較だが、クリス・レッドフィールド武器の構えが体力が高いが、一部イベントが自分だけでは解決できなかったり、グレネードランチャーが手に入らなかったり所持アイテム制限が6つまでという制限があり、ゲームシステムや流れを把握していないと辛い部分が多く上級者向け
ジル・バレンタイン体力が低く死にやすいが、パートナー武器の救済があったりアイテム制限が8つまでだったり大半のイベントを一人で遂出来たりと多くの面で恵まれており初心者向けとなっている。
慣れないうちは多くのアイテムを抱え込んで行動することが多いので、初回プレイジルをオススメする。

マルチエンディングなこともありクリア後の楽しみ方が多いのも魅で、武器縛りナイフクリアが有名)、タイムアタックなどやり込みゲーマーにもされている作品である。

PS1版

初代作品。

シリーズ(『3』まで)を通しての基本的なシステム・登場キャラクリーチャーは、既に完成されている。グラフィックこそ、PS1登場から間もないこともあって現在から見ればかなり荒いものの、その荒さが逆に不気味さをかもし出していると言うファンもいる。

あまり売り込んでなかったが、ジョージ・A・ロメロの「ゾンビシリーズなどの雰囲気を存分に味わえるとして、口コミで大ヒット
余談だが、同じくカプコン人気シリーズである『モンスターハンター』も、初作が売り込みの消極さに反して口コミでヒットし、現在大人気に繋がっている。

現在のような美麗CGムービーは、当時の技術では実現できなかったため、OP・EDは、今見ると非常に切ないクオリティ実写ムービーになっている。
が、千切れた手首を拾い上げるなど、ゾンビ映画には必須とも言えるグロ描写はたっぷり含まれており、規制が厳しくなった現在オープニングムービーよりもむしろ良い、というファンもやはりいる。

ED曲「で終わらせない」の、本作品とのミスマッチ具合も話題となった。
ちなみにこの曲、日本語ボーカルということも災いしてか、後のシリーズではインストゥルメンタルの別の曲に差し替えられてしまっており、聴けるのは初代だけの特権となっている。

ディレクターズカット版 

バイオハザード2』が、一度は完成間近になりながらになり、エンジンから作り直されたと言う話(『バイオハザード1.5』)は有名だが、それにより続編発売が遠のいたために急遽作られた、いわゆる完全版

難易度選択の幅が広がり、プレイヤーキャラコスチュームクリーチャーカメラワークなども大幅に変更・追加された。
一部台詞イベント等が追加されたアレンジモードもあり。

デュアルショックver.

デュアルショック対応版。内容はディレクターカット版と同一であるがBGMが一新されている。
おまけとして「バイオハザード」の日本語吹き替えオープニングエンディングお蔵入りになった開発途中の「バイオハザード1.5」の動画、「バイオハザード」、「バイオハザード ディレクターカット」、「バイオハザード2」、「バイオハザード2 デュアルショックver.」のセーブデータを収録したコンプリートディスクが付属されている。

バイオハザード/biohazard (GC、Wii版)

グラフィックデザインマップ武器クリーチャーなどに大きく変化を加えて発売されたリメイク版。この作品から『4』までのナンバリングタイトルの表記が「biohazard」と小文字表記になる。

同世代の作品とべても荒い方の初作とべるとなお引き立つが、GCスペックを最大限活かした、当時最高峰のグラフィックが特に評判になった。
オープニングなどのムービーは全てCGで描かれ、プレイ中のグラフィックも暗く不気味良されており、その生々しさが魅

マップも、洋館の階数そのものが増加し、謎解きの仕組み・キーアイテムも変更されているため、最ど別物のレベルである。
システム面で善が図られていたり、台詞や展開が変わったりと原作プレイ済みのプレイヤーも新鮮な気持ちで楽しむことが出来る。
後にGCにそれまでのシリーズ作品全てが移植される動きの走りとなったが、大幅なリメイクが行われたのは今作のみ。

現在ではWii移植されているのでWiiユーザーの方にもオススメの一本である。
GC版との相違点はGCコントロラーだけでなくリモコンヌンチャクで操作可ディスク1枚に納められている等。ゲーム内容はGC版と同一である。

HDリマスター

GCWiiで発売されたリメイク版をもとに、グラフィックサウンドを高品質化したバージョンで、PS3PS4Xbox 360Xbox OnePCで発売された。

リメイク版からの追加要素として、16:9サイズによる画面でプレイできる(4:3サイズ画面もプレイ)こと、アナログスティックを倒した方向へ直観的に移動できるアレンジ操作の追加、日本語吹き替えが新たに追加されている。その他、過去のバイオハザードシリーズの特典として制作された『ウェスカーリポートI&II』をリマスター収録されている。

Deadly Silence

ニンテンドーDS向け作品。CERO D。
副題は、初期のDSソフトに良くあったタイプで、『DS』のもじり。タイトルコールでは思い切り「DS」と言っている。

DSROMの容量の問題と、DSグラフィック処理の問題もあって、PS1版に近い作品となった。
読み込み時間が大幅に善されており、シリーズ恒例のドアを開く演出を飛ばすことが可
ちなみにDSカバーやストラップが付属した初回限定版もあるが、こちらは初代DS用なので注意。(未確認だが、本体のサイズが違うため他の機種には対応していないと思われる)

追加要素は以下のとおり。

映像作品

ゲーム原作とした映像作品で、映画およびドラマ版は実写、その他はフルCGアニメとなっている。「4D-Executer」はテーマパークアトラクション用に製作、期間限定で開され、その後映画館でも開された。

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