殉

殉とは、死者の後を追う、という意味の字である。

漢字として

殉

Unicode

U+6B89

JIS X 0213

1-29-62

部首

歹部

画数

10画

意味

（奴隷などを殺して）死者と一緒に葬る、死者の後を追って死ぬ、あることのために命を捧げる、追求する、むさぼる、請い願う、という意味がある。徇と通じて、従う、という意味がある。

〔玉篇〕には「人を用ひて死を送るなり」とある。

字形

形声。声符は徇の省略。

音訓

音読みは、シュン（漢音）、ジュン（呉音）、訓読みは、したがう、もとめる。

規格・区分

常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。

語彙

殉義・殉教・殉国・殉死・殉私・殉職・殉節・殉葬・殉道・殉難・殉爆・殉名・殉利