海津真騎那(かいづ まきな)とは、ライトノベル『妹さえいればいい。』に登場するキャラクターである。
原作5巻で初登場。一人称は「俺」。誕生日は7月28日で、原作5巻の時点で37歳。顔色が悪く目の下に隈ができており、そのうえ猫背でやせ過ぎと全体的にみすぼらしい風貌である。
ギフト出版GF文庫に勤める男性小説家。ペンネームで活動している。本名は八坂顕(あきら)。第1回GF文庫新人賞において佳作を受賞し、念願のプロデビューを果たす。担当編集者は神戸聖。
同期の作家・関ヶ原幽(こちらは大賞を受賞)が大ヒットを連発するなか、デビュー作は第3巻で打ち切られ、その後の作品も5巻前後で終了するなどいまいちヒットせず、海津は関ヶ原に対し劣等感を抱いていた。しかし大人気作家であるゆえに人一倍不条理な誹謗中傷に晒され続け、それでもなおファンのために病体をおして作品を書き上げて逝った関ヶ原の生き様を目の当たりにし、海津は新たな決意をする。「成功した作家は、幸せにならなければならない。あとに続く者たちに、幸せな姿を示し続けなければならないのだ」というポリシーを貫き通した関ヶ原に対し、海津は「"金も才能もない平凡なオッサンが、ほどほどに幸せな人生を送る姿"を、後輩たちに示し続けてやる」と心に誓ったのだった。
その決意のとおり、海津は作家として生き残り続けるためにそのときの売れ筋のテーマを追随して書き続け、今では作家歴15年強の中堅作家の立場にいる。流行を先導するわけでもなく、アニメ・ドラマ化するような大ヒット作もないし、これといった個性・作風もなく固定のファンも少ない、それでも作家として生活できている。そんな海津の姿勢に後輩作家の不破春斗は尊敬の念を抱いている。
関ヶ原の友達の友達という形で税理士・大野アシュリーと知り合った、旧知の仲でもある。関ヶ原の葬儀以来ご無沙汰だったが、約3年後の親睦会で再開し、付かず離れずの付き合いをしている。その後は付き合いを深めていき、原作13巻ではついに婚約に至っている。
余談だが、セリフこそないものの海津はアニメ第1話で登場している。Bパートの第13回GF文庫新人賞授賞式(回想)で、主人公・羽島伊月の左側にいる男性が海津である(下記動画20:56ごろ)。
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最終更新:2024/04/25(木) 18:00
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