狸小路(たぬきこうじ)とは、札幌市中央区にある市道「南2・3条中通線」に付けられた愛称である。
札幌市中央区の南2条および南3条西1丁目から西10丁目までの通りで、西1丁目から西7丁目までは狸小路商店街として賑わいを見せている。
立地としても、地下鉄大通駅とすすきの駅の中間に位置し、札幌駅前通りに沿ったさっぽろ地下街ポールタウンからも連絡階段が設けられているため、雨や雪の日でも濡れずに商店街に入ることができる。
近年では歴史ある店舗が次々と閉店し、札幌駅前に商業の中心が移りつつあるが、それに伴って飲食店の進出が顕著になっている。
明治2年に2丁目と3丁目に飲食店や商家が並ぶようになり、明治6年からは狸小路の愛称がつけられるようになった。
由来の一つとして、この付近にいた女性たち(客引き、娼婦)が男たちを巧みに誘って金をだまし取っていた様から、彼女らを狸になぞらえてつけられたといわれている。
大正から街路灯が設置され、その形から鈴蘭灯と呼ばれた街路灯やネオンサインが明るく照らしていた。
昭和33年から西7丁目までにアーケードが設置され、昭和57年には西6丁目までに2代目のアーケードへとリニューアルしている。
2015年に札幌市電の環状化に伴い、狸小路停留場が新設され、沿線の山鼻地区からもスムーズに利用できるようになった。
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最終更新:2025/12/16(火) 08:00
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