番町政策研究所とは、かつて存在した自由民主党の派閥である。2017年に為公会と合流して志公会を結成したことにより消滅した。
派閥の呼称は松村・三木派→三木派→河本派→旧・河本派→高村派→大島派の順で変遷している。
1955年の保守合同時の日本民主党のうち、旧・改進党系議員を中心に結成された「政策懇談会」がルーツである。
結成時は自民党の中でも少数派な左派思想の持ち主が多かったが、現在では会長の高村正彦をはじめとしてタカ派な傾向が強くなり、かつてのリベラル色は失われている。
結成時から勢力の弱い小規模派閥であったが、三木会長時代は大派閥の対立があると党内のキャスティングボートを握ったり、或いは「三木派が抜けて野党と組む」などの噂で牽制するなど、非常にしたたかな交渉術を持っていた。
また自民党に大きな汚職事件があると、少派閥ゆえに全く汚職に絡んでいない(クリーンな)この派閥にスポットが当たる事があり、「困った時の三木派」と揶揄された事もあった。
「番町」の由来は、事務局が千代田区紀尾井町(番町地域)にある事に由来する。
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最終更新:2025/03/25(火) 10:00
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