眷とは、中国語圏の人名である。
人名
漢字として
- 意味
- 親族、身内、顧みる、振り返って見る、目をかける、情をかける、という意味がある。
- 〔説文解字・巻四〕には「顧みるなり」とあって、〔詩経・大雅・皇矣〕から「乃ち眷として西に顧みる」を引用する。〔書経・大禹謨〕に「皇天眷命」とあって、天が情をかけるという意味でも使われる。
- 字形
- 形声で声符について諸説ある。𢍏が声符とする説、巻の省略が声符であるとする説などがある。
- 音訓
- 音読みはケン(漢音、呉音)、訓読みは、かえりみる。
- 規格・区分
- 常用漢字でも人名用漢字でもない。JIS X 0213第二水準。
- 語彙
- 眷遇・眷眷・眷言・眷顧・眷属・眷族・眷念・眷命・眷佑・眷恋
異体字
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