走るシケインとは、レースにおいてときおり登場する障害物である。
サーキットにおいてスピードが出過ぎるのを防ぐために取って付けたように設けられた迂回路のようなコーナー(もといそれが常態化されたもの)をシケインと呼ぶが、それから転じてレースにおいて遅いうえに速い車の邪魔になる車を揶揄して言われるようになった言葉。動くシケインとも呼ばれる。使われ始めた時期は不明だが少なくとも1970年代には使われていたようだ。
ちなみに前にいるからと言っても必ずしも順位が高い訳では全く無い。むしろ周回遅れにも関わらず後ろから来た順位が上の車にうまく道を譲ることができず、後ろのドライバーを激怒させるのが真の走るシケインである。
また、基本的に周回遅れが発生する(周回コースを用いる)モータースポーツにおいてのみ発生する。なのでラリーなどの個人の時間軸によって進行するトライアル系競技などにおいては用いられない。
あと、先行しておいてペースが遅くなったのに抜けないのはブロックが上手なだけであるため走るシケインには含めない。含めたくない。
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最終更新:2025/12/11(木) 06:00
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