近江鉄道100形とは、近江鉄道にかつて在籍していた通勤型電車である。
単行運転を可能とする車両で、1982年に岳南鉄道から1100形(1101、1103、1106)を譲り受け、モハ101-103に改番の上使用された。同社500系のような外観をもつが、モハ101(1101)は1959年製と500系より古い。また入線当時からすでに国鉄払い下げの機器に取り替えられていたので、改造の手間は省かれている。
1987年からワンマン化改造された際に、ブレーキの改造が施されているが、DT-10台車(イコライザー台車)に電気指令式のブレーキというかなりミスマッチな組み合わせとなった。
220形に機器を明け渡すために、3両とも1993年までに廃車となっている。近江鉄道に在籍していた期間はそれほど長くなかったようだ。
車体は現存していないものの、機器と車籍はモハ101→モハ223、モハ102→モハ224、モハ103→モハ225に受け継がれ、今も活躍している。ちなみに、モハ102から車籍を受け継いだモハ224は、元をたどれば、鉄道省デロハ6123(大正3年製)から改造されてきたとなっており、モハ224は220形の中で、車籍上は一番古いことになる。
近江鉄道の車両(引退車両は斜体で表記) |
旅客車両: LE10形 - 1系・131系 - 100形(今ここ) - 200系・203形 - 500系 - 220形 - 700系 - 800系・820系 - 900系 - 100系(2代) |
電気機関車: - ED31 - ED4000形 - |
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最終更新:2024/12/20(金) 19:00
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