逝

逝とは、行く、死ぬという意味の漢字である。

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漢字として

常

逝

Unicode

U+901D

JIS X 0213

1-32-34

部首

辶部

画数

10画/11画

音読み（常用）

セイ

訓読み（常用）

いく、ゆく

意味

行く、去る、行って帰らない、死去する、亡くなる、（誓と通じて）誓う。また発語の助字として使われる。ここに。

〔説文解字・巻二〕に「往くなり」とある。〔方言〕に「逝、往くなり」「逝、秦晉の語なり」とある。

字形

形声で声符はは、折。〔説文〕に「讀みて誓の若くす」とある。

音訓

音読みはセイ（漢音、呉音）、セツ、訓読みは、いく、ゆく、ここに、しぬ。

規格・区分

常用漢字である。JIS X 0213第一水準。当用漢字にはなく1981年に常用漢字に採用された。

語彙

逝去・逝景・逝者・逝踵・逝世・逝逝・逝川

異体字

• 遰は、〔集韻〕に「逝、或ひは遰に作る」とある異体字。〔説文〕には去るという意味で載っている。
• 遞は、〔集韻〕に「逝、或ひは遞に作る」とある異体字。別の意味で〔説文〕に載っている。
• 䠠は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。蹛、踅の異体字でもある。