顕在記憶 単語

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顕在記憶(explicit memory)とは、がもつ記憶メカニズムの一種である。陳述記憶とも

概要

意識的に思い起こしてることができる記憶をいい、イメージや言として意識上に内容を想起し、その内容を陳述する事が可である。

顕在記憶には意味記憶(semantic memory)とエピソード記憶(episodic memory)があり、意味記憶は時間や場所の認識・計算・言などをし、エピソード記憶は生活上の出来事やその時の状況・経緯などの情報を保持する長期的記憶である。

顕在記憶の種類

顕在記憶は意味記憶とエピソード記憶の2つに分類されるが、これらに加えて自叙記憶(autobiographical memory)や記憶(spatial memory)といった記憶分類も導入されている。

意味記憶

意味記憶はフランス心理学者エンデル・タルヴィングによって導入された概念で、これはある物事について、それにわる過去の出来事などと切り離して得られる知識をいう。ボールは丸いといった単なる事実や、バスの発時刻などの情報が意味記憶にあたる。
また計算も意味記憶の一種である。

エピソード記憶

エピソード記憶は意味記憶とは反対に記憶者のある人生特定地点および時点での出来事を保持するもので、具体的には旅行に行った時どのようなものを見て何を思ったか、どんな場所に行ってその時どういう環境だったか、といったものである。

自叙記憶

自叙記憶は意味記憶とエピソード記憶の組み合わせで構成されており、記憶内容に応じて次の三つに区分されている。

生涯(Lifetime Periods)
一般事勢(General Events)
事勢特異的知識(Event-specific Knowledge; ESK)

空間記憶

記憶は人の環境方位の収憶に関わる記憶システムである。

記憶には短期記憶(short-term spatial memory)と長期記憶(long-term spatial memory)が存在する。

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掲示板

  • 1 ななしのよっしん

    2016/12/09(金) 19:09:33 ID: MMiOEy9J4t

    分かりやすくて助かった

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  • 2 ななしのよっしん

    2018/09/11(火) 15:41:29 ID: gfRVjxyBPG

    対となる『非顕在(非陳述)記憶』または『手続き記憶』の記事も必要だと思いますので、作成を提案します。
    とは言え、『脳科学』自体が大味な内容でスレにも反映されていますので、ニコ百的には低需要かも知れませんが…

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