衝

衝とは、天文学の用語で、地球から見て外惑星が太陽と180度の位置にあることである。0度にある場合は合。

漢字として

常

衝

Unicode

U+885D

JIS X 0213

1-30-55

部首

行部

画数

15画

音読み（常用）

ショウ

訓読み（常用）

-

意味

突き当たる、直進する、向かう、重要な場所、交通の要衝、大通り、突撃用の古代の戦車、という意味がある。〔説文解字〕の本字は𧘂で、〔説文・巻二〕に「通道なり」とある。

字形

形声で声符は童。

音訓

音読みはショウ（漢音）、訓読みは、つく。

規格・区分

常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。

語彙

衝激・衝撃・衝車・衝衝・衝然・衝撞・衝動・衝突・衝天・衝波・衝風・衝要

異体字

𧘂

Unicode

U+27602

部首

行部

画数

18画

𢖜

Unicode

U+2259C

部首

彳部

画数

19画

𤈭

Unicode

U+2422D

部首

火部

画数

11画

• 𧘂は、〔説文〕の本字。
• 𢖜は、〔篇海〕〔類編〕に衝と同じとある異体字。
• 𤈭は、〔正字通〕に「亢倉子の古の衝字」とあり、後人が後に作った字ではないか、としている字
• 䡴は、衝車という意味の字でその意味で衝と通じる。
• 銃は、〔漢語大字典・異体字表〕に異体字とある字。
• 簡体字は冲。