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銃とは、火の燃焼ガス、または空気などの圧縮ガスの圧により弾丸を飛ばす武器である。

 大体銃刀法で「拳銃小銃機関銃猟銃その他金属性弾丸を発射する機を有する装及び空気銃圧縮ガスを使用するものを含む」と定義されている「銃」のうちより小さいものをいう。

概要

 明の小銃がどうたら言う初めてものがたりは下記の銃の歴史を参照。実用的な銃の始祖は15世紀前半に登場したマッチロック式のマスケット、いわゆる火縄銃とされている。
 そこからハッテンライフリング(銃身に刻むらせん状のみぞ)や莢が発明され、手動の連発機構や反動や燃焼ガスを利用した機関銃が発明され現用突撃銃拳銃に至る。
 また、それに伴い銃を効果的に運用する為の照準器や保持器具、対抗する為のアーマーや塹壕、部隊として機的に働かせる為の用兵術などが進化していった。銃撃戦記事を参照。

銃の歴史

 ここでは、銃の歴史を大まかにではあるが記述していく。

 すごく長くなってしまったが、三行にまとめると

  1. 古代中国で火が発明される。
  2. 15世紀頃に火を使った銃が発明されて流行る(*´ω`*)
  3. 技術の進歩で19世紀~20世紀にかけて銃が恐るべき進化を遂げる。

という流れだと覚えておけば問題ない。

分類

 一口に銃といってもその使用弾薬や構造、用途により大きく異なる。詳細は各項当該記事を参照。また、どんな物にでも言える事ではあるが、ここでの分類方法はあくまで安とされたい。その銃の運用者や開発者が「この銃は○○という分類になるのだ」といえばその分類になるし、後付で分類が変更されることも多々ある。結果、例外も多数あるので注意。
意訳すると「ここは違うだろヴォケ」とかあまり突っ込まれると編集者がヘコみますよ、ということ。
それでもこだわってしまうのがオタクの性ではあるのだが・・・

小銃ライフル
 長い銃身を持つ個人携行火器。歩兵の持つ銃としては最もポピュラーである。狩猟にも広く用いられる。一般的には小銃弾(どうでもいいけどすっごい鶏と卵な表現だ)と分類される、口径の3~4倍ほどの長さを持つ弾丸にそれを音速2弱~まで加速させる程の装を組み合わせた弾薬が用いられる。
 装填方法により中折れ式や機関部を動作させるレバーを動かすレバーアクション式、ボルトに直接接合されたレバーで動作させるボルトアクション式、反動利用の自動式(後述の突撃銃とは異なる)などに分類される。
 ちなみに「ライフル」とは本来は発射された弾丸に回転を加え、ジャイロ効果により弾道を安定させる為に銃身内に刻む溝のことである。
 また、こだわる人は「ライフル銃」の表記に拒否反応を示すので注意。通常「ライフル」だけで「銃」の意味を含む。
騎兵銃(カービン)
 小銃に乗る騎兵が取り扱うのに有利にするため大幅に短銃身に設計したもの。旧日本軍では、騎銃と略記した。騎兵が衰退した後は単に短い小銃や専用設計の軽量な銃をす。軽量で取り回しがよいことから、挺部隊や特殊部隊いは通常の歩兵部隊でも使用されることがある。単に短い小銃は短小銃と呼ばれることがある。
突撃銃アサルトライフル
 歩兵の現用基本装備。小銃ガス圧や反動利用によるフルオート引き金を引き続けるだけで連射される)射撃の機構を組み込んだものである。あくまでフルオート射撃な銃であり、フルオート射撃の常用は故障や弾薬の浪費につながるため、セミオート(単射)やバースト(2・3発ずつの点射)での使用が通常である。セミバーストのみの機種もある。全般的に第二次大戦以前の小銃よりも弱めの弾を用いているのが特徴。また、7.62mm×51級の弾薬を使用するものをバトルライフルと呼んで区別する場合がある。
狙撃銃スナイパーライフル
 遠距離からの精密な射撃で敵を制圧する為の小銃。通常狙撃専用に設計されたものをこう呼ぶ。そもそも小銃自体の運用方法が数メートル先の標をよく狙って撃つというものであった第二次大戦頃までは、専用設計の狙撃銃はほとんどなかった。
 狙撃といっても状況によって射程は数十mから果ては2Kmというような場合まであり、バトルライフル突撃銃にスコープを乗せただけのものや重機関銃にスコープを乗せた物などで行われることがある。こうした銃を狙撃銃と呼ぶ事もあるため、結局は運用しだいである。
拳銃ハンドガンピストル
 小軽量で携行性重視のもの。威や精度は低いが、常に携帯して必要な時にいつでも使用できるのが強み。小化しつつ近距離で殺傷を得る為、拳銃には短くて太い弾薬拳銃弾)が用いられる。隠し持つことが可なためその所持・携帯は厳重に規制されていることが多い。
機関拳銃マシンピストル
 拳銃フルオート機構を持たせた物。短機関銃でも特に小なものをこちらに分類する場合もある。
 フルオート射撃による高い制圧を持つが、反動を制御しづらく弾切れしやすい。若干使い勝手の悪い銃である。携帯火器やバックアップにそこまで火力めてどうすんだという話なのだが。
短機関銃サブマシンガン
 拳銃弾をフルオートで射撃することが可な銃。同じフルオートの銃器としては上述の突撃銃があるが、反動を制御する技術や弾薬の問題から実用化はこちらの方がい。
 元は塹壕などの至近距離で弾をばら撒き相手を制圧する為に生まれたが、高精度の物(ぶっちゃけて言うとHK MP5)はその反動の少なさを生かし近距離で精密な射撃を行える銃器として捉えられるようになり、室内戦を行う特殊部隊などが多用するようになった。基本は拳銃弾なのでボディアーマーは苦手。
個人防衛火器PDW
 (短機関銃突撃銃)/2的なコンセプトのもの。発射火拳銃弾と同程度ながら、小口径で高速な弾を利用することでボディアーマーを貫通させられるようにした弾を利用するのが特徴。従来の短機関銃拳銃を置き換える的で開発された。あんまり普及はしていない。
機関銃マシンガン
 大で分厚い銃身や機関部を持ち、小銃弾、または重機関銃専用の弾を大容量の弾倉、もしくはベルトリンクで給弾しフルオートで射撃することを的とした銃。
 重たくてでかい為、複数人での運用が基本である。艦艇、車両航空機に搭載して使用されることも多い。
散弾銃ショットガン
 筒状のケース内に多数の粒状の弾丸(散弾)と火、そして弾丸を押し出す台を詰めた散弾(ショットシェル)を使う銃。ある程度の範囲に弾が散らばるため、対に命中する可性が高い。ゲームなどでは相当広範囲に散らばるように描かれるが、実際は銃身長弾薬により異なるが数十メートル先で4~50cm四方といったレベルである。

殺傷能力(銃創)

 銃とは究極的にはヒトを含めた対を殺傷するための具であり、発射する弾丸の設計も殺傷眼にしていることは確定的に明らかである。こうした殺傷映画でよく見られるような「当たった対を吹き飛ばす」ことではなく「対の体組織をずたずたに引き裂く」ことによって発揮される。

 たとえば、拳銃弾としては最も小の「22口径ロングライフル」(弾丸のサイズは小のつめほどにもならない)であっても、中枢神経や血管・内臓など重要な器官に命中すれば死は免れない(22口径はバージニア工科大のスクールシューティングでも使われた)し、即死しなかったとしても苦痛によるショック神経筋肉格の損傷で後遺症を負う可性も高い。
 端的に言って銃の「威」とは「効果的に体組織を破壊する」であり、弾丸の口径や運動エネルギーはその一部に過ぎない。逆に、45口径の大口径弾を頭部に複数受けても即死せずに反撃される、などという事例も存在しうる。

 なので弾丸が身体に命中した後の振る舞い(いかにして傷口を広げるか)が弾丸の威を決定する重要な要素となる。拳銃弾では弾丸の先端を柔らかくしたり(ソフトポイント)、先端に凹みをつけたり(ホロポイント)する方法が用いられる。こうすることによって、命中時に弾がつぶれてべったくなり、より大きい傷口を作る。
 高速のライフル弾では、弾の変形よりも弾のねじれ運動や弾の破砕によって威を向上させる。そのために、内部に重の異なる材質や中部分を作ってわざと重心を崩す手法が用いられる。これには先端に傷をつけたり柔らかくしたりした弾は軍用に使えない(ハーグ条約におけるダムダム弾の禁止)という理由もある。拳銃でも軍用ホロポイント弾は通常認められていない。
 弾丸の素材としてもろく砕けやすい材質を使うこともあるが、これは大抵航空機や船舶などの内部で人体を貫通した弾が機材にダメージを与えるのを防ぐために用いられる。

 ボディアーマー(防弾チョッキ)はこうした銃弾の体内への侵入を防ぐために用いられる。ポリアミドやPBOなどの密で強度の高い繊維が命中の衝撃を分散させるが、衝撃そのものを全に吸収は出来ない。なので銃弾の侵入による体組織の破壊は免れても、衝撃による打撲・折などでダメージを負う事があり、ひどいときには内臓破裂や内出血で死亡する。
 また、高速のライフル弾はセラミックや金属の防弾プレート、もしくは専用の防弾繊維素材でもなければ防ぎきれない。上述の通り現用ライフル弾は小口径でも最大のダメージを与えられるように設計されており、人体進入後砕けて散らばり、傷口を広げる(銃創は大抵入り口より出口が大きくなるものだが、射入部は小さなに過ぎないのに背面はぱっくりなくなっていた・・・等という事例もあるようだ)程度の能力を持つ。

 ショットガン50口径(12.7mm)クラスの銃弾だとも話はさらにややこしくなり、場合によっては手足に命中した弾が血液の全身循環を破壊し即死に至らしめるなどと言う話も聞く。
 しかし国際法上明示的に禁止されているのは「ダムダム弾の使用」だけであり、こうした銃の軍事使用を明確に禁止する規定があるわけではない(脅威そのものは重機関銃や通常の爆弾のほうが高いしね)。
 非難は受けるかもしれないが。

 筆者を含めニコニコユーザーのほとんどは戦争もなく治安較的安定した日本に暮らしており、人に銃を向けたり向けられたりした経験もないことと思う。々が普段にするのはせいぜいコメに埋め尽くされた「弾幕」であろう。
 的を持って設計され、技術的な洗練を追及していった銃器や兵器に魅を感じるのはけして不自然なことではないのだが、魅を感じるからこそその的が「人の殺傷」にあることを忘れてはならない。銃は今日もこの地球で多くの人の命を奪い、同時に「それ」に備える人々の手に握られている。

関連静画

参考図書


 少々グロテスクだが、小火器を専門としたい軍オタであれば本書は必携書と言って差し支えない。

関連項目

脚注

  1. *13世紀の欧州で発明されたとの異説あり。
  2. *それまでは火縄などの火種と銃の両方を別々に保持し、発射する時は自分の手で火種を点火口に突っ込む必要があったので、命中精度は良くなかった。

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