Begrazia

Begraziaとは、学園アイドルマスターのユニットである。

概要

ゲーム内の映像コンテンツである「初星コミュ」において、花海佑芽、秦谷美鈴、十王星南によって結成されたユニットである。

姉の花海咲季が月村手毬、藤田ことねとユニットを組んだ(後のRe;IRIS)と知り、勝負をしたいと思った花海佑芽。しかし、それには少なくともユニットを組む必要があると分かり、倉本千奈には補習を受けている3人でユニットを組むことを提案されたものの、もう一方の篠澤広からは佑芽の足を引っ張りたくないと断られたため、逆に強い仲間を探してユニットを組むことに決めた。その後、学園一のアイドルと呼ばれる十王星南が自らプロデュースする予定のユニットのメンバーを探していると聞き、ユニットを組みたいと頼みに行った結果、最終的に選抜試験に参加して成果を出す条件で認められた。

選抜試験後に、かつて月村手毬とSyngUp!というユニットを組んでいた秦谷美鈴を加えた3人でユニットを結成したことをRe;IRISの前で報告し、今後の勝負を申し込んだ。更にこの際にBegraziaと言うユニット名も発表された。

初星コミュ4章3話でユニット曲として「Star-mine」が公開された。

学園アイドルマスターの"ライバルアイドル"

アイドルマスターにおける所謂信号機トリオ概念についてはRe;IRISの記事で触れているが、既存のブランドにも看板ユニット以外に信号機トリオ概念を意識した組み合わせの3人組ユニットは存在していた。

ただし、花海佑芽、秦谷美鈴、十王星南の3人は当初はライバルアイドルとして発表され、ゲーム開始後にそれぞれ個別のプロデュースが可能となったという来歴の点で特徴的である(佑芽が2024年6月、星南が2024年11月、美鈴が2025年5月)。

学園アイドルマスターのゲームの中心となる、プロデューサーとして特定のアイドルを育てていくシナリオでは、あまり3人の関係は描かれていない一方で、サポートカードやイベントのコミュでは生徒会長の十王星南が佑芽や美鈴を生徒会のメンバーにした上でプロデュースしようとする様子が描かれている(なお、星南の本命であった藤田ことねには断られている)。

ゲーム外においてもユニット扱いであるか否かを問わず一組にされる機会は多く、ライブ「学園アイドルマスター The 1st Period」のグッズでもBegrazia名義のものが販売されている。

裏話としては、当初案では花海佑芽に当たるアイドルがコンテンツのセンターとなり、花海咲季に当たるアイドルがライバルとなる予定であったが、学園アイドルマスターと言う作品に相応しいと考えて花海咲季をセンターに据えたという出来事があった。そのこともあって、佑芽には王道主人公感があると言われることも多い。

関連シリーズ

関連項目

• 学園アイドルマスター
• 初星コミュ
• 信号機トリオ
• Re;IRIS
• Star-mine