faviconとは (ファビコンとは) [単語記事]

favicon（ファビコン or ファヴアイコン）とは、Web サイトやページに設定されたアイコン画像の総称である。
「Favorite icon（お気に入りアイコン）」を意味し、それを略したもの。

概要

もともとは、Internet Explorerでサイトを「お気に入り」（ブックマーク）に入れた時のみに、favicon.icoと言うファイル画像を読み込んで表示する機能だった。
このファイルが読み込まれた回数をアクセス解析的にカウントしておくことで、そのウェブサイトがお気に入りされた回数の統計を把握できる！……って使い方を想定して、導入されたんだとか。

今では、そのもともとの役割としては終わっている現状で、サイトのアイコン画像ロゴとしての役割が中心。
Mozilla Application Suite が Faviconサポートしたことがきっかけとなり、他のブラウザもサポートしてきた。
Firefoxでは、ロケーションバー（アドレス欄）の左側に表示され、それとともにデザインにこうるさい人らの間では重宝され、普及していった気がするんだな。
タブブラウザだと、タブの上にfaviconが表示されるブラウザも多いね。

主に、16x16で表示されるため、画像が大きいと無理やり16x16に縮小されて表示される。
たぶん、Macだと、64x64くらいかもしれないけど、俺持ってないからしらねえ。

そのウェブサイトのfavicon画像はどこにあるのかというと、ルートディレクトリ（一番上のディレクトリ）にある「favicon.ico」って名前のファイルが基本。
例えばニコニコ大百科だと
https://dic.nicovideo.jp/favicon.ico
がfaviconのアドレスになってる。

でも現在では、favicon.ico でなくても、HTMLのヘッダ部分にlink要素のタグを使用し、アイコンを決めることが出来るようになってる。

<link rel="icon" href="faviconのリンク先を書きなよ" />

解像度と色数は、少な目がよさげかもしれない。

あと、キャッシュが消えてたり、読み込めてなかったら、favicon は表示されなかったりする。
favicon は、キャッシュされるから。