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Today, Apple is going to reinvent the phone.」(今日アップル電話を再発明する) … スティーブ・ジョブズ

iPhone 6s / iPhone 6s Plus

iPhone(アイフォーン[1])とは、Appleスマートフォンである。

概要

Today, Apple is going to reinvent the phone.」(今日アップル電話を再発明する)

スティーブ・ジョブズ

2016年に発売された4インチモデルの「iPhone SE」
2016年に発売された4インチモデルの「iPhone SE」。
指紋認証機能「Touch ID」などの新機能が毎モデル追加されている
紋認Touch ID」などの新機が毎モデル追加されている。
ファッションショーの撮影でiPhoneのカメラが使用されている
ファッションショーの撮でiPhoneのカメラが使用されている。

2007年に初代が登場して以降、毎年新機種が発売されている。

物理ボタンを極限までし、かわりに前面の大部分を占めるディスプレイに直接で触れて操作するという独特なインターフェースを搭載している。

ディスプレイ上に表示されている「電話」「カレンダー」「メール」といったアイコンタッチするだけで基本的な操作が完結する直感的な操作性で、万一操作に迷った場合などは、一前面に配置された物理ボタンホームボタン)を押すだけでトップ画面に戻ることができる。

同製品の爆発的なヒットによって、この操作性などを含めたスマートフォンの在り様が、iPhoneの発売前 / 発売後とで大きく転換している。上述の引用文にもある通り、まさに「電話を再発明」した革命的な製品である。

毎年の新モデル毎に、紋認や感圧ディスプレイなどの新機が追加されるほか、カメラなどの既存機の強化も図られている。カメラの性は高く、バーバリーのファッションショーの撮などでもiPhoneが使用されている。

iPhone7以降はハイエンドモデル以外のカラーとして限定生産のカラーである「(PRODUCT)RED Special Edition」が発売から間をおいて追加されるようになっており、このカラーの売り上げの一部は「世界エイズ結核マラリア対策基金(グロバルファンド)」への寄付金に充てられており、2020年パンデミックを起こした新型コロナ対策にもその寄付金は使われているとのこと。

販売モデル

iPhone

日本未発売海外では2007年6月29日発売)。

記念すべき初代モデル。本体背面の素材は、ベースシルバーアルミニウムで、下部が黒色ポリカーボネート製となっている。ストレージ容量は4GBと8GBの2種類。GSMの通信方式に対応していないため、日本を含めた一部のでは取り扱われていない。

iPhone 3G

2008年7月11日発売。

W-CDMA(UMTS)の通信方式に対応し、本モデルより日本での取扱が開始された。アルミニウムプラスチック製だった前モデルより本体デザインが変更され、フルポリカーボネート製の筐体となった。また、本モデルから新たに16GBのストレージ容量が追加された。

iPhone 3GS

2009年6月19日発売。

CEOのティムクックによれば、3GS「S」は「Speed」の頭文字であるとのこと。全体的にソフトウェア・処理性能面での強化が図られており、本体デザインは前モデルをほぼ踏襲している。また、本モデルから新たに32GBのストレージ容量が追加された。

iPhone 4

iphone 4

2010年6月24日発売。

Apple製品の中ではじめてRetinaディスプレイを採用し、解像度が従来で4倍に向上した。また、iPhone 3G / iPhone 3GSで採用されていたポリカーボネート素材し、前面・背面ともにガラス素材を採用している。

本体カラーについては、当初はブラックのみだったが、一年後の2011年4月28日ホワイトモデルが発売された。2011年2月にはCDMA2000に対応したモデルGSM/W-CDMAに未対応)も発売されている。

なお、発売後に通称「アンテナゲート」と呼ばれるアンテナ問題が発生したことがある。

iPhone 4S

iphone 4s

2011年10月14日発売。CEOのティムクックによれば、4Sの「S」は「Siri」の頭文字であるとのこと。

iPhone 4と較して本体デザインについてはほとんど変更はないが、内部的には大幅なパワーアップが施されている。特にソフトウェア面では新たに「Siri」が搭載され、音声認識による各種操作が行えるようになった。また、本モデルから新たに64GBのストレージ容量が追加された。

歴代でこれのみ1つのモデルGSM/W-CDMAとCDMA2000を一括して扱うことができるワールドフォン仕様となっている。iPhone 5 / 5s / 5cが発売された2013年9月時点においても販売は継続されており、エントリーモデルとしての役を担っていた(iPhone 6発売時にiPhone 5cがエントリーモデルとなった)。

OS更新は「iOS 9」で終了していたが、利用できるアプリ2023年3月まで最新のものが提供される環境であったため、その意味では11年半にも渡ってサポートが続けられた機種ということになる。

iPhone 5

iPhone 5

2012年9月21日発売。

初のディスプレイサイズ変更(3.5→4インチ)や、Lightningコネクタの採用、背面素材アルミニウム化など、iPhone 4以来の大幅なモデルチェンジが施されている。

通信規格は新たにLTEへ対応(各の周波数帯にあわせて複数のモデルを用意)し、高速なA6チップの搭載、更なる薄軽量化(本体の厚みは前モデルアンテナ部分と同等)が施されるなど、非の打ち所のない性を誇る。

iPhone 5s

iPhone 5s

2013年9月20日発売のモデルのひとつ。5sの「s」の意味については公式アナウンスされていないが、「security」の頭文字であるという説がある。また戦略上の問題かは不明だが「iPhone4S」は「S」が大文字だが、本機種は小文字表記で統一されている。

従来のiPhoneシリーズの流れをハイエンドモデルで、CPUの64bit化、カメラセンサーLEDフラッシュの強化、といった性能面アップのほか、新機として紋認Touch ID」が搭載された。ホームボタンをのせることで、ロック画面からの復帰のほか、iTunes StoreApp Store、iBook Storeなどでコンテンツを購入する際のパスワードの入力が不要となる。

ちなみに当時としては画期的だった64bitっ先に対応した恩恵が非常に大きく、発売10年に差し掛かった2023年4月現在においても致命的なセキュリティホールが見つかった場合には「iOS 12」としてアップデートが時折提供されているのが特徴。同時期に発売したiPhone 5cが32bit機のため、々にアップデート面で寿命を迎えたのとは対照的である。

なお、本体カラーは新たに「ゴールド」を含めた3色展開となった(前モデルの「ブラック&スレート」は、アルミニウム部分がメタリックカラーの「スペースグレイ」に変更された)。

iPhone 5c

iPhone 5c

2013年9月20日発売のモデルのひとつ。5cの「c」の意味については公式アナウンスされていないが、「color」の頭文字であるという説がある。

はiPhone 5からそのままに、筐体ポリカーボネート製とすることで価格を抑えたミドルレンジモデル。iPhone 5や5sとべてややサイズが大きく重いが、材質上、傷に対して強く、丸みを帯びた形状のためグリップしやすい。カラーバリエーションは「ホワイト」「ピンク」「イエロー」「ブルー」「グリーン」のビビッドな全5色。

事実上iPhone最後の32bit機であり、同時期に発売された64bit対応のiPhone 5sとは違い、全にサポートは終了しているが、代わりに32bitまでしか対応していないiOSアプリが動かせる一番新しいiPhoneがこの機種ということになる。

事前リーク情報などでは、iPhone 5cについて「新興国向けのエントリーモデル」とされていたが、実際には上述の通り立ち位置が異なる。エントリーモデルとしての役は発売からしばらくは従来通りiPhone 4Sが担っていた。その後、iPhone 6発売後からエントリーモデルとなる。

iPhone 6 / iPhone 6 Plus

Apple Watch

2014年9月19日発売のモデル。従来のiPhoneシリーズからさらに画面サイズが大きくなり、4.7インチモデルの「iPhone 6」、5.5インチモデルの「iPhone 6 Plus」という2種類のラインナップとなった。

iPhone 5以来のデザイン変更が行われており、側面が大きくカーブを描いて、そのままフロントネルへとシーレスに繋がるようになっている。本体カラーはiPhone 5sと同じ「ゴールド」「シルバー」「スペースグレイ」の3色。

能面の強化では、NFCの導入による「Apple Pay」対応のほか、CPU・モーションコプロセッサの強化、Retina HDディスプレイの導入(従来はRetinaディスプレイ)、カメラの240fpsスローモーションの導入、オートフォーカスの強化などが行われている。加えて、iPhone 6 Plus限定でホーム画面の横向き表示対応、カメラ学式手ぶれ補正が導入されている。なお、ストレージについては従来は16/32/64GBの3種類の構成で販売されていたが、今回から128GBが追加され、32GB削除された。

iPhone 6s / iPhone 6s Plus

iPhone 6s / iPhone 6s Plus

2015年9月25日発売のモデル。前モデルから継続して4.7インチと5.5インチの2種類のラインナップとなっている。

デザインは前モデルと変化がないが、素材であるアルミニウムApple Watch Sportと同様の7000番台が使用され、強度が増加している。本体カラーは「ゴールド」「シルバー」「スペースグレイ」に新色の「ローズゴールド」を加えた4色。

ディスプレイには「3D Touch」と名付けられた感圧センサーが搭載されており、それに伴い従来のタッチジェスチャーに加えて、弱く押す / 強く押すというジェスチャーが新たに導入されている。Touch IDの性が向上しており、紋認に要する時間が大幅に短縮された。

iPhone SE

iPhone SE

2016年3月31日発売のモデル

iPhone 5sのデザインサイズを踏襲しており、性はiPhone 6sと同等。本体カラーは、iPhone 5sと同様の「ゴールド」「シルバー」「スペースグレイ」に加え、iPhone 6sから登場した「ローズゴールド」を加えた4色展開。

「SE」は「Special Edtion」の意だとフィル・シラー上級副社長明らかにした。本体容量はナンバリングシリーズとは異なり、16GBと64GBのみとなっている。

iPhone 7 / iPhone 7 Plus

2016年9月16日発売のモデル。前モデルから継続して4.7インチと5.5インチの2種類のラインナップとなっている。

本体カラーは、「ローズゴールド」「ゴールド」「シルバー」「ブラック」に加えて、高光沢仕上げの「ジェットブラック」の5色展開となる。

見たこそ6sと大差ないが、ホームボタンの改良、耐・耐カメラの強化、イヤホンジャック止(Lightning - イヤホン変換アダプタが同梱)などといった大幅な刷新が施された。

また、日本専用モデルFelicaに対応しており(「総務省定」の刻印付)、Apple PayによるモバイルSuicaQUICPayiDなどへの対応が行われている。

iPhone 8 / iPhone 8 Plus

2017年9月22日発売のモデル。前モデルから継続して4.7インチと5.5インチの2種類のラインナップとなっている。

本体カラーは「シルバー」「スペースグレイ」「ゴールド」。2018年4月10日に「(PRODUCT)RED Special Edition」が追加された。

も見たもiPhone 7とほとんど同じカメラが強化され、ワイレス充電、高速充電などに対応した。

iPhone X

2017年11月3日発売のモデル。初代iPhoneより10周年の記念モデルであり、アイフォーン・エックスではなくアイフォーン・テンと読む。

本体カラーは「シルバー」と「スペースグレイ」。

ホームボタン止、Touch IDに代わるFace IDの導入、ベゼル(外)を極力した上でのノッチ(切り欠き)の導入、OLDE(有機EL)ディスプレイであるSuper Retina ディスプレイ採用、8にも採用されたワイレス充電対応など、既存のiPhoneとは大きく変わった点も多い。

iPhone XS / XS Max

2018年9月12日発売のモデル。Xの後継で仕様もほぼ同等。

本体カラーは「ゴールド」と「スペースグレイ」と「シルバー」。

・防仕様の強化、USB-PD充電eSIMによるDSDS、iPhone史上初の背面の複数カメラなどに対応したが、全体としてはXのマイナーチェンジの域。Maxは6.5インチの大ディスプレイを採用しており、従来のPlusシリーズに相当する。

iPhone XR

2018年10月26日発売のモデル。XSの廉価モデルとして発売……なのだが普通に高かったために初動の売れ行きが悪く、値下げ後にジワ売れした経緯がある。

本体カラーは「イエロー」と「ホワイト」と「コーラル」と「ブラック」と「ブルー」。

基本仕様はXSに準拠するが、コストを下げるためにカメラが従来のシングル仕様である、ディスプレイ有機ELではない通常液晶を採用、従来の3D Touchではなく、Haptic Touchを新たに採用するなど廉価仕様と思われる個所も多い。ただし液晶には新Liquid Retina HDディスプレイ(6.1インチ)を採用したり、Haptic Touchも次世代の11では3D Touchに代わって全面採用されるなど、こちらが次世代のメインとなった仕様もある。

iPhone 11 Pro / 11 Pro Max

2019年9月20日発売のモデル。XSの後継で基本仕様も近い。

本体カラーは「ミッドナイトグリーン」と「ゴールド」と「スペースグレイ」と「シルバー」。

XSのハイエンド仕様をさらに強化しており、新Super Retina XDR ディスプレイの採用のほか、大バッテリー搭載による稼働時間の強化などが図られている。また背面カメラがトリプルカメラ仕様となったが、配置のせいでタピオカとか恐いとか散々な言われようでどちらかといえばデザイン的な意味で不評だった。日本では新色のミッドナイトグリーンもあいまってターレットレンズ扱いされるネタexit_nicovideoも一部であり、ある意味で非常にウケた。

iPhone 11

2019年9月20日発売のモデルXRの後継モデルとして発売。

本体カラーは「イエロー」と「ホワイト」と「パープル」と「ブラック」と「グリーン」。

基本仕様XRに準拠するが、Pro仕様同様にバッテリーが大化されて稼働時間時間が長くなっている。また地味に防がXSや11 Proと同レベルに向上している。カメラデュアル仕様にしっかり強化されている。こっちも新色のグリーンフラッシュ部分の配置も相まってむしろProよりターレットレンズに近いとの評判。

iPhone SE(第二世代)

2020年4月24日発売のモデル。SEの名を冠してはいるが、実際には2年半前に発売された8の後継モデル

本体カラーは「ホワイト」と「ブラック」。

基本仕様は8と同等だが、SoCが11と同様にA13を採用しており、それに引っられる形でカメラの機が追加されている。コストカットのためか、11シリーズ同様にHaptic Touchが採用されている。またeSIMにも対応しており、DSDS機としての利用も可。8の直接の後継機のため、Face ID非採用だが、旧来のTouch IDも評価が高く、従来のiPhoneと同じように扱える利点がある。

iPhone 12 Pro / 12 Pro Max

2020年10月23日発売のモデル。XSの流れをくむ11の後継機で、初の5G対応iPhoneでもある。

本体カラーは「パシフィックブルー」と「ゴールド」と「グラファイト」と「シルバー」。

基本は11 Proアップグレードだが、ディスプレイの大化やカメラの更なる強化が図られている。またHDRの動画などにも新たに対応。Qi充電も強化されており、オプションMagSafeを用いることで充電における急速充電も可になった。5G通信はミリ波とSab6の両方に対応。

iPhone 12 / 12 mini

2020年10月23日mini11月13日)発売のモデル。11の後継モデルだが、仕様的にはカメラディスプレイサイズを除き、かなりの変更が加えられている。

本体カラーは「ホワイト」と「ブルー」と「ブラック」と「グリーン」と「パープル」。

11の後継的な立ち位置だが、仕様的には12 Proの廉価仕様に近く、静画に関連するカメラ5Gにおけるミリ波非対応以外は同等の仕様となっており、実質的にはiPhone12全体に置けるコストダウンを図った格好。12 miniはSE2より小化され前評判では注されたが、廉価版と位置付けておきながら販売価格が高く売れ行き不振に陥っているほか、一部のアプリにおいてタッチ感度の悪さも摘されている。

なおiPhone12は全機種が有機ELディスプレイとなったため、買い替えで通常の液晶ディスプレイが欲しい場合は前世代のiPhone11かiPhoneSE2を選択するしかなくなった。iPhone11は12発売後に値下げされたため、前年とは違ってやや買いやすくなっており、XR同様に値下げ後は堅調な売上となっている。

iPhone 13 Pro / 13 Pro Max

2021年9月24日発売のモデル。XSの流れをくむ12Proの後継機。

本体カラーは「シエラブルー」と「ゴールド」と「グラファイト」と「シルバー」。

基本は12 Proアップグレードだが、すでに高かったカメラが格段に上昇しているが、それと引き換えにわずかに重量が増している。また以前から一部ユーザーに望まれていた初の120Hz駆動対応のiPhoneであり、120Hz対応のiPhoneが欲しい場合は13 Proシリーズ一択となる。

ただし高機と引き換えにただでさえ高かった12 Proより値上げされているため、より用途がはっきりしている利用者向けに特化したとも言える。

iPhone 13 / 13 mini

2021年9月24日発売のモデル。12の後継モデル

本体カラーは「ピンク」と「ブルー」と「ミッドナイト(ブラック)」と「スターライト(ホワイト)」。

見たの変化はほとんどない代わりにカメラディスプレイが大幅強化されたProモデルとは異なり、こちらは全に通常モデルマイナーチェンジであり、SoCディスプレイの標準度の向上などほとんど実感できないレベルの改良であり、カメラも強化されたが、その度合はProモデルべるとかなり控えめである。

他に大きな変更点として最低ストレージが128GBになったため、最低価格は上昇したものの、128GBモデルとしては12より値下げされている。またProモデル同様に重要が増えているのは見逃せないデメリットであり、改良点が12からほとんどないことから、基本的にはXやXSからの乗り換えを想定した機種である。

また12の路線を引き継いだため、12同様にXRや11とは方向性が違う機種なので、そちらからの乗り換え先としてもあまり適してはいないのが難点。

iPhone SE(第三世代)

2022年3月18日発売のモデル。SE(第二世代)の後継モデル

本体カラーは「ミッドナイト(ブラック)」と「スターライト(ホワイト)」。

基本仕様は前世代と同等だが、SoCが13と同様にA15を採用しており、5Gに対応している。また前世代とべ僅かにバッテリーの持ちは良くなっているのものの、大きくは変わっていない。

iPhone 14 Pro / 14 Pro Max

2022年9月16日発売のモデル。13Proの後継機。

本体カラーは「スペースブラック」と「ゴールド」と「ディープパープル」と「シルバー」。

X以降13に至るまで続いていた「ノッチ(切り欠き)」が止され、新たに「Dynamic Island」(パンチホール)が採用されている。ただのパンチホールとしてだけでなく、通知・アラートアクティティ等を表示することができるようになっている。

iPhone 14 / 14 Plus

2022年9月16日発売のモデル。13の後継モデル

本体カラーは「ピンク」と「ブルー」と「ミッドナイト(ブラック)」と「スターライト(ホワイト)」と「パープル」と「イエロー」。

12/13の「miniモデル止され、新たに「Plusモデルが登場している。「Plusモデルは、「Pro MAX」と同じサイズでありながら、通常モデルと同じ仕様というものである。(通常モデルと同じサイズでありながら、「Pro MAX」と同じ仕様である「Proモデルの逆。)

14Proで採用された「Dynamic Island」は採用されず、「ノッチ(切り欠き)」が引き続き採用されている。また、SoCも13と同様のA15を引き続き採用しているため、通常モデルにおいては13と14の差はほとんどない。13も12からの改良点がほとんどないが、14も13からの改良点がほとんどない。

iPhone 15 Pro / 15 Pro Max

2023年9月22日発売のモデル14Proの後継機。

本体カラーは「ナチュラルチタニウム」と「ブルーチタニウム」と「ホワイトチタニウム」と「ブラックチタニウム」で、全てのカラーに「チタニウム」という名前がついており名の通りチタン合金が採用されている。これにより前モデル14Pro/ProMAX較して約20gほど軽くなっている。

通常モデルと「Plusモデルと共通してUSB-C端子を採用しているが、こちらはUSB 3.2 Gen2を採用しており転送速度が通常モデルと「Plusモデルべて速い他、初代から引き継がれてきた「着信/消音」スイッチ止され「アクションボタン」に変更されている。「アクションボタン」ではそれまでの消音への切り替えだけでなく、カメラフラッシュライトボイスメモの起動等、ショートカットの用途で活用でき設定でカスタマイズすることが可である。

また「ProMAXモデル限定で5倍望遠レンズも搭載している。(「Proモデルは3倍望遠レンズ

iPhone 15 / 15 Plus

2023年9月22日発売のモデル。14の後継モデル

本体カラーは「ピンク」と「ブルー」と「ブラック」と「グリーン」と「イエロー」。

14Proで採用された「Dynamic Island」が採用された他、SoC14Proと同様のA16を採用している。また、「Proモデルと共通してUSB-C端子を採用しているが、こちらはUSB 2.0仕様転送速度に関しては従来のままである。

Proモデルの方が新機進化点が多く、前モデルの13や14と較しても変更点が少ないものの、Xから採用され続けた「ノッチ(切り欠け)」が「Dynamic Island」(パンチホール)に変更されたことや、5から採用され続けたLightningコネクタがついにUSB-Cに変更されたこと等、見たの変更点は13や14とべて多い。

搭載OS

iPhoneはmacOSベースとした「iOS」で動いている(詳細は当該記事を参照)。2023年9月時点での最新バージョンは「17」。およそ1年間隔でメジャーアップデートを行なっている。

なおiOSは搭載機種のサポートが長いことも特徴であり、現在最新OS提供されているのは「A12」以降を搭載したモデルだが、「iOS 12」としてA7やA8搭載機のセキュリティサポートを続けており、現時点では64bit対応機であれば、最新機は別としてもセキュリティ面でのアップデート提供を受けられる。

また「iOS 17」以降はA9〜A11機は非対応だが、「iOS 12」のサポートの長さを見るに、当面は「iOS 15」や「iOS 16」としてサポートされる可性が高い。ちなみにiPad OSはA9機に最新セキュリティパッチ提供されている「iPadOS 16」、A10機には引き続き最新OS提供されているので、最低でもiPad OSのA9・A10機にOS提供が続く限り、iOS側のA9・A10機におけるセキュリティサポートに関しては心配する必要はないと思われる。実はA8機にも「iPadOS 15」が提供されているのでサポートの長さは特筆モノなのだが、これに関してはどちらかというとA8搭載のiPad mini4が2019年まで販売されていた恩恵が大きい。

また「iOS 7」より従来からのデザインを大幅に変更したフラットデザインを採用。従来のスキュアモーフィックデザインの立体的なデザインべるとカラーリングは単色でかつ面的なデザインをしている。

続く大きな更新としては「iOS 11」より32bitのみにしか対応していないアプリが利用不可能になっている。そのため64bit非対応のSoCであるA6以前の機種は更新全に打ち切られており、それらの機種は「iOS 9」または「iOS 10」が最終更新となる。

また2023年3月をもって32bit機向けのiOSアプリ開発環境全に打ち切られたため、「iOS 10」以前の機種は最新アプリ2023年4月以降は入手不可能になる。Appleの32bit機であるA5/A6の搭載機は10年以上にも渡ってアプリ向けのサポートが続けられていたが、この更新によりオンライン接続が必須のアプリは徐々に利用不可能になっていくと思われる。

iPhoneを含め、当OSが搭載されているデバイスは下記の通りだが、iPadにおいては「iOS 13」からiPad向けにカスタムされている「iPadOS」として独立している。普通に使う分には基本仕様に大きな違いはないから実質名前を変えただけじゃね?というのは禁句

アプリ

App Store」では、マルチタッチディスプレイや各種センサー類を使ったアプリが豊富に取りえられており、有料 / 無料ダウンロードすることができる。2014年時点で、App Storeに登録されているアプリの数は120万に達している[2]

アプリの中で、ニコニコ的に有名なものは「あの楽器」であろうか。あの楽器を含むギタードラムなどの楽器アプリジョークアプリ、多種多様なゲーム、予定表などの仕事効率化アプリCPU情報等を読み込むユーティリティアプリなど、ジャンルは多岐に及び非常に充実している。

App Storeで取り扱われているアプリのうち、オススメなどは別記事「iOS」にて紹介されているので、そちらも併せて参照されたい。

なお、iOSにはFlash再生が搭載されていないが、ニコニコ動画ニコニコ生放送公式アプリApp Storeで提供されており、アプリを通して動画再生およびコメント投稿などが可である。

取扱キャリア

日本国内においては、iPhone 3G以降の製品について取扱が行われている。2014年8月時点での取扱キャリアは以下の通り。

iPhone 3GiPhone 4まではソフトバンクモバイルのみが、iPhone 4S以降はさらにauが、そしてiPhone 5s/5c以降はさらにNTTドコモが取扱を開始している。また、ウィルコムがiPhone 4Sの取り扱いを行っていたが、ワイモバイルとの統合に伴い止。以降は統合後のワイモバイルがiPhone 5s以降、落ちしたモデルを取り扱っている。UQモバイルもSE/6S以降だが旧式モデルを取り扱っている。

SIMフリーモデル

2013年よりAppleが「Apple Store」にてSIMフリーモデルの取扱を開始した。

端末代金は要3キャリアべると若干ながら上下があるがほぼ同一である。また各社ともSIMフリーモデルを持参してでの新規契約を行う事が出来る。

レビュー記事

iPhone 4
iPhone 4S
iPhone 5
iPhone 5s/5c
iPhone 6 / iPhone 6 Plus
iPhone 6s / iPhone 6s Plus

仕様比較

iPhone iPhone 3G iPhone 3GS
発売日 日本未発売 2008年7月11日 2009年6月19日
サイズ 115mm
横61mm
幅11.6mm
115.5mm
横62.1mm
幅12.3mm
115.5mm
横62.1mm
幅12.3mm
重さ 135g 133g 135g
ストレージ 4GB / 8GB / 16GB 8GB / 16GB 8GB / 16GB / 32GB
ディスプレイ 3.5インチ
480×320px
3.5インチ
480×320px
3.5インチ
480×320px
CPU ARM 1176JZ(F)-S ARM 1176JZ(F)-S Samsung S5PC100
メモリ 128MB 128MB 256MB
連続待受時間 250時間 300時間 300時間
連続通話時間 8時間(2G) 5時 5時
カメラ バック / 2Mピクセル バック / 2Mピクセル バック / 3Mピクセル
コネクタ 30ピンコネクタ 30ピンコネクタ 30ピンコネクタ
Siri 非搭載 非搭載 非搭載
Touch ID 非搭載 非搭載 非搭載
NFC 非搭載 非搭載 非搭載
FeliCa 非搭載 非搭載 非搭載
3D Touch 非搭載 非搭載 非搭載
カラー シルバー ブラック
ホワイト
ブラック
ホワイト
初期搭載OS iPhone OS 1.0 iPhone OS 2.0 iPhone OS 3.0
キャリア 取扱なし ソフトバンクモバイル ソフトバンクモバイル
iPhone 4 iPhone 4s iPhone 5
発売日 2010年6月24日ブラック
2011年4月28日ホワイト
2011年10月14日 2012年9月21日
サイズ 115.2mm
横58.6mm
幅9.3mm
115.2mm
横58.6mm
幅9.3mm
124.2mm
横59.2mm
幅8.97mm
重さ 137g 140g 112g
ストレージ 8GB / 16GB / 32GB 16GB / 32GB / 64GB 16GB / 32GB / 64GB
ディスプレイ 3.5インチ
Retinaディスプレイ
960×640px
IPS液晶
3.5インチ
Retinaディスプレイ
960×640px
IPS液晶
4インチ
Retinaディスプレイ
1136×640px
IPS液晶
CPU A4チップ A5チップ A6チップ
メモリ 512MB 512MB 1GB
連続待受時間 300時間 200時 225時
連続通話時間 7時間 8時間 8時間
カメラ iSight / 1080p 5Mピクセル
FaceTime / VGA
iSight / 1080p 8Mピクセル
FaceTime / VGA
iSight / 1080p 8Mピクセル
FaceTime / 1.2Mピクセル
コネクタ 30ピンコネクタ 30ピンコネクタ Lightningコネクタ
Siri 非搭載 搭載 搭載
Touch ID 非搭載 非搭載 非搭載
NFC 非搭載 非搭載 非搭載
FeliCa 非搭載 非搭載 非搭載
3D Touch 非搭載 非搭載 非搭載
カラー ブラック
ホワイト
ブラック
ホワイト
ブラック&スレート
ホワイト&シルバー
初期搭載OS iOS 4 iOS 5 iOS 6
キャリア ソフトバンクモバイル ソフトバンクモバイル
au
ウィルコム
ソフトバンクモバイル
au
iPhone 5s iPhone 5c
発売日 2013年9月20日 2013年9月20日
サイズ 123.8mm
横58.6mm
幅7.6mm
123.8mm
横58.6mm
幅7.6mm
重さ 112g 132g
ストレージ 16GB / 32GB / 64GB 8GB / 16GB / 32GB
ディスプレイ 4インチ
Retinaディスプレイ
1136×640px
IPS液晶
4インチ
Retinaディスプレイ
1136×640px
IPS液晶
CPU A7チップ
M7コプロセッサ
A6チップ
メモリ 1GB 1GB
連続待受時間 250時間 250時間
連続通話時間 10時 10時
カメラ iSight / 1080p 8Mピクセル f/2.2
FaceTime / 1.2Mピクセル
iSight / 1080p 8Mピクセル f/2.4
FaceTime / 1.2Mピクセル
コネクタ Lightningコネクタ Lightningコネクタ
Siri 搭載 搭載
Touch ID 搭載 非搭載
NFC 非搭載 非搭載
FeliCa 非搭載 非搭載
3D Touch 非搭載 非搭載
カラー スペースグレイ
ゴールド
シルバー
ホワイト
ピンク
イエロー
ブルー
グリーン
初期搭載OS iOS 7 iOS 7
キャリア ソフトバンクモバイル
au
NTTドコモ
ソフトバンクモバイル
au
NTTドコモ
iPhone 6 iPhone 6 Plus
発売日 2014年9月19日 2014年9月19日
サイズ 138.1mm
横67.0mm
幅6.9mm
158.1mm
横77.8mm
幅7.1mm
重さ 129g 172g
ストレージ 16GB / 64GB / 128GB 16GB / 64GB / 128GB
ディスプレイ 4.7インチ
Retina HDディスプレイ
1334×750px
IPS液晶
5.5インチ
Retina HDディスプレイ
1920×1080px
IPS液晶
CPU A8チップ
M8プロセッサ
A8チップ
M8プロセッサ
メモリ 1GB 1GB
連続待受時間 250時間 384時間
連続通話時間 14時 24時
カメラ iSight / 1080p 8Mピクセル f/2.2
FaceTime / 1.2Mピクセル
iSight / 1080p 8Mピクセル f/2.2
FaceTime / 1.2Mピクセル
コネクタ Lightningコネクタ Lightningコネクタ
Siri 搭載 搭載
Touch ID 搭載 搭載
NFC 搭載 搭載
FeliCa 非搭載 非搭載
3D Touch 非搭載 非搭載
カラー スペースグレイ
ゴールド
シルバー
スペースグレイ
ゴールド
シルバー
初期搭載OS iOS 8 iOS 8
キャリア ソフトバンクモバイル
au
NTTドコモ
ソフトバンクモバイル
au
NTTドコモ
iPhone 6s iPhone 6s Plus
発売日 2015年9月25日 2015年9月25日
サイズ 138.3mm
横67.1mm
幅7.1mm
158.2mm
横77.9mm
幅7.3mm
重さ 143g 192g
ストレージ 16GB / 64GB / 128GB 16GB / 64GB / 128GB
ディスプレイ 4.7インチ
Retina HDディスプレイ
1334×750px
IPS液晶
5.5インチ
Retina HDディスプレイ
1920×1080px
IPS液晶
CPU A9チップ
M9プロセッサ
A9チップ
M9プロセッサ
メモリ 2GB 2GB
連続待受時間 10日間 16日間
連続通話時間 14時 24時
カメラ iSight / 4K 12Mピクセル f/2.2
FaceTime / 720p 5Mピクセル
iSight / 4K 12Mピクセル f/2.2
FaceTime / 720p 5Mピクセル
コネクタ Lightningコネクタ Lightningコネクタ
Siri 搭載 搭載
Touch ID 搭載 搭載
NFC 搭載 搭載
FeliCa 非搭載 非搭載
3D Touch 搭載 搭載
カラー スペースグレイ
ゴールド
シルバー
ローズゴールド
スペースグレイ
ゴールド
シルバー
ローズゴールド
初期搭載OS iOS 9 iOS 9
キャリア ソフトバンクモバイル
au
NTTドコモ
ソフトバンクモバイル
au
NTTドコモ
iPhone 7 iPhone 7 Plus
発売日 2016年9月16日 2016年9月16日
サイズ 138.3mm
横67.1mm
幅7.1mm
158.2mm
横77.9mm
幅7.3mm
重さ 138g 188g
ストレージ 32GB / 128GB / 256GB 32GB / 128GB / 256GB
ディスプレイ 4.7インチ
Retina HDディスプレイ
1334×750px
IPS液晶
5.5インチ
Retina HDディスプレイ
1920×1080px
IPS液晶
CPU A10 Fusionチップ
M10プロセッサ
A10 Fusionチップ
M10プロセッサ
メモリ 2GB 3GB
連続待受時間 10日間 16日間
連続通話時間 14時 21時
カメラ iSight / 4K 12Mピクセル f/1.8
FaceTime / 1080p 7Mピクセル
iSight / 4K 12Mピクセル f/1.8(広)、f/2.8(望遠)
FaceTime / 1080p 7Mピクセル
コネクタ Lightningコネクタ Lightningコネクタ
Siri 搭載 搭載
Touch ID 搭載 搭載
NFC 搭載 搭載
FeliCa 搭載 搭載
3D Touch 搭載 搭載
カラー ローズゴールド
ゴールド
シルバー
ブラック
ジェットブラック
ローズゴールド
ゴールド
シルバー
ブラック
ジェットブラック
初期搭載OS iOS 10 iOS 10
キャリア ソフトバンクモバイル
au
NTTドコモ
ソフトバンクモバイル
au
NTTドコモ

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脚注

  1. *インターホンを手がける日本企業株式会社アイホン」が商標を持ってる事情により、日本での読み仮名は「アイホン」ではなく「アイフォーン」となっている。
  2. *iTunes App Store、登録アプリケーション数は120万を超え、ダウンロード総数は750億回にexit
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