空の落とし戸の向こう側へと君を打ち上げてあげよう。
壊れてしまった光ハブ - SCP財団より,2022/09/26閲覧
SCP-2224とは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
『壊れてしまった光ハブ』の一作品である。
SCP-2224 | |
基本情報 | |
---|---|
OC | Safe |
収容場所 | サイト-24 外部環境ラボ |
著者 | trennerdios |
作成日 | 2014年8月21日 |
タグ | 幻覚 感覚 時間 玩具 聴覚 視覚 |
リンク | SCP-2224 |
SCPテンプレート |
一度に4人まで乗れるように板と持ち手がついたシーソー。大部分の国ではこの形は安全基準上の問題のために製造されていない旧式である。このシーソーはフィンランド南部の村から、地方政府の連絡を受けて回収された。板にはそれぞれ、「A」「B」「Ø」「D」と彫り込まれており、「A」または「Ø」の座席に乗員がいて、板の反対側にも乗員がいる場合 (「A」の場合「B」、「Ø」の場合「D」)に異常現象が発生する。
「A」に人がのっている場合、「B」が地面につくときに体感で2-3秒間の間、2-3m上昇するような感覚を体験する。これは、B乗員が降りるまで続き、B乗員が52分地面にいたときもA乗員はどれくらい自分がシーソーに乗っていたか記憶していなかった。また、実験を強制終了した場合はA乗員は何をしていたかを忘れてしまう。
Øも基本はAと変わらないが、違う点として、D乗員が1.2秒は地面にいないと発生しないこと、そしてD乗員が地面にいる長さに応じて時間と速度が変わる。20秒を超えた実験ではØ乗員は地上に戻る際に意識を喪失する。強制終了の方法自体はAと同じ。
Ø乗員はその速度と打ち上げられた高さに応じた衝撃を体感するが、実際のダメージそのものはちょっとした痣で終わる。そして、29秒以上の場合は雲の中でなにやらピンク色のジェットエンジンのついた、カバレッジ・カンパニーなる看板がついているバケモノを目撃するようだ。そして、実際にはダメージがないはずなのに死んでしまうこともある。61秒の実験では14分後に崩壊すらしている。
いずれにしても、実際にA乗員もØ乗員も打ち上げられたわけではない。しかし、打ち上げられた恐怖の幻覚で死んでしまうのだ。幻覚のバケモノの口めがけて打ち上げるカタパルト。シーソーを楽しむ子供たちはバケモノの餌食になったのだろうか。
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最終更新:2024/11/08(金) 01:00
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