SCP-6363とは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
項目名は『It's Memetic (こいつはミームだぞ)』。
| SCP-6363 | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| OC | Keter 1/Dark 1/Notice |
| 収容場所 | --- |
| 著者 | Mooagain |
| 作成日 | 2021年7月3日 |
| タグ | memecon2021-unofficial ミーム 強制力 視覚 認識災害 |
| リンク | SCP-6363
|
| SCPテンプレート | |
クラスIVミーム災害であると推定される一連の画像。これらの画像は、その閲覧者に対し、画像を他人に共有しようとする強制的衝動、要は広めたくなる衝動を齎す。この行為は、典型的にはインターネット上で、あるいはそれを映したデバイスを他者に見せることで行われる。現時点で全世界に50%ほどの人たちがこれに曝露していることが推定される。
とはいえ、この画像群には、それを広めたくなることと、それについて軽度にユーモラスな応答を示すこと以外に以外に異常性を有している様子は見受けられない。よって、この反応は自然なものであるようにも見える。しかし画像がかなり不条理なものであることからも、「きっとこれは悪意ある目的で作成されたミームに違いないぞ」ということで、O5評議会がSCP-6363に曝露された財団スタッフに対する記憶処理治療の使用を承認する投票を行うことに。
O5は「シロクマが穴からひょっこり顔を出してBonjour(こんにちは)と言っている画像」を取り上げ、「大きな捕食者が監視している画像はSCP-6363の攻撃の兆候ではないか」と推察していた。しかしここで、哀れにもSCP-6363の効果に曝露しているO5が一人いた。彼はO5-9。まだ若い彼は、「ミームをアノマリーだなんて、爺さんたちは今どきの文化についていけてないね」と呆れつつ、自身の携帯端末上で複数のSCP-6363を他のO5評議会員に見せつけた。O5は最終的に12-1で記憶処理を行うことに合意、そしてO5-9がSCP-6363に完全に影響されていることから拘束して監視下に置くことにした。
いわゆる「インターネット・ミーム」の不条理さに対して、老人たちがついていけないことを皮肉ったのがこのオブジェクトである。
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最終更新:2025/12/17(水) 07:00
最終更新:2025/12/17(水) 06:00
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