TENORI-ON

TENORI-ONとは、YAMAHAとメディアアーティスト岩井俊雄によって共同開発された電子楽器である。

概要

TENORI-ONは鍵盤やパッドなど、従来の電子楽器のインターフェイスではなく、縦横それぞれ16、計256個のLEDボタンからなるインターフェイスを採用し、いままでに無かった全く新しい形の楽器として生み出された。

その直感的な操作性は、音楽の知識や楽器の経験があまりない人でも、比較的容易に演奏することを可能にし、また音だけでなく光をも操るという特徴を生かした、独創性・偶発性に溢れた音楽表現を可能にする。

2007年8月に英国で先行販売され、多くのアーティストや音楽愛好家に広く受け入れられる。2008年5月には国内でも販売が開始された。TENORI-ONを愛用するアーティストとしては、ビョーク、アトム・ハート、Cornelius(小山田圭吾)などがよく挙げられる。

2011年6月20日に、iOS版TENORI-ONである「TNR-i」が2300円という従来からすれば考えられない低価格で発売されている（2020年に販売終了）。

関連動画

ニコニコ動画にうpされた個人撮影のTENORI-ON動画で最も古いもの。
サンプリング機能を生かし、TENORI-ONとニコニコ動画でおなじみのネタをうまく組み合わせている。

ニコニコ動画にうpされたTENORI-ON動画のなかでも、TENORI-ONのメイン機能である
ステップシーケンサーと特徴である柔らかい音色を生かした非常にTENORI-ONらしい演奏動画。
オリジナル曲。

関連項目

• かばん先生
• テノリたん
• 楽器の一覧
• メグッポイド(GUMI)

外部リンク

• TENORI-ON（アーカイブ）
• TENORI-ON - Yamaha Design - ヤマハ株式会社
• ヤマハ | TNR-i - アプリ - 概要